2017.12.12 看護学科 溝畑
「感染免疫学」の授業は、講義と演習を行います。
講義では、感染症の歴史から細菌、ウィルス、寄生虫、免疫などの基礎知識を学び、演習では、実際に感染症が身近に感じられるように、細菌や寄生虫などといった病原体を使った演習を実施しました。演習初回は、サバから近年話題になっているアニサキス幼虫の回収・生存実験、蛔虫の観察やマラリア原虫の血液塗抹標本の観察を行いました。2回目以降は、手指に付着している常在菌の検出、ハウスダストからのダニの抗原検出と成虫の観察、リゾチームによる抗菌効果の判定、大腸菌の検出、濁水の凝集の観察、水道水の塩素の観察など行いました。
学生たちは、日常生活ではあまり身近に感じられないこれらの病原体を興味深く観察し、楽しく演習をしていました。