2017.6.6 看護学科 田村
助産学概論の授業では、日本妊産婦支援協議会りんごの木のメンバーの方を外部講師としてお迎えし、女性の産む力とケアについて寸劇の鑑賞、出産体験を聞くこと、そしてディスカッションを通して学習をしました。
劇では、妊婦の方が過去の出産体験に向き合う過程やその振り返りを支援する助産師の関わりをりんごの木の方に熱演いただきました。出産体験の語りでは、女性は正常な経過であっても妊娠・出産を通して様々な身体の変化を体験し、その変化にとまどいや不安など色々な思いを持っていること、このような心身の状況に対処するためのケアを必要としていること、女性が望む助産師の関わりとは何かなどを語っていただきました。その後、学生はメンバーの方々と交流しながら活発なディスカッションを行いました。学生の皆さんからは、助産師の関わり方が女性の人生に与える影響や助産師と女性の関係性や支援のあり方について具体的に考えることができたなどの意見が聞かれました。