2017.11.12 史学科 吉村
2017年度の神戸女子大学史学会大会を、大学祭2日目の2017年11月12日・日曜日、13時30分から須磨キャンパスM館207教室にて行いました。
2017年度の記念講演は、纏向学研究センター所長 寺沢 薫氏を講師にお迎えし、「卑弥呼共立」裏事情 ―私の邪馬台国論― をテーマに、お話をしていただきました。これまでの膨大な発掘調査の集大成と文献資料の再検討の成果を結びつけたお話は、その情熱的な語り口とともに、聴講された方々に3世紀の「倭国」の解明を通じて、考古学・歴史学の意義を伝えるものでもありました。
寺沢氏の勤務先、纏向学研究センターは関連リンクからご覧ください。
この後の史学会総会では、小林 善文教授が夏期休暇期間に熊野三山など和歌山県で実施した第38回研修旅行の報告および神女大史学第34号の刊行報告を行いました。
なお、今回の大会・総会の司会・進行は、神戸女子大学放送部の協力を得ました。
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