神戸女子大学

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日本繊維機械学会創立70周年記念大会の特別企画であるきものショーに出演

2017.6.2 学園広報

2017年6月2日・金曜日に開催された日本繊維機械学会第70回年次大会~創立70周年記念大会~の特別企画として、家政学部家政学科岡本 陽子教授担当「和装文化演習」の履修学生が中心となって「古今和心」と題したきものショーを行いました。

「和装文化演習」では、日本の民族衣装であるきものの歴史から繊維、染織技術、着付け、マナーにいたるまでの幅広い内容を学び、きものを通して日本文化に触れます。

当日は、履修している学生と他学科の有志の学生16名がモデルを務めました。

ショーの構成、きものの選択、モデルやショーを支えるスタッフの募集と分担が決まり、練習を開始したのは、2017年5月の初旬からになりました。1ヶ月足らずの短い期間ではありましたが岡本教授の指導の下に、学生たちはそれぞれの役割を理解しショーに向けて練習や準備に励みました。

直前のリハーサルまで綿密に打ち合わせを行い、本番では学会に所属する研究者や企業の会員約150名の方々の前で華麗で堂々としたショーを行うことができました。

最後に学生全員がステージで挨拶をすると会場から盛大な拍手が贈られました。

モデルの学生はもとより、ナレーション、着付け、音楽調整などの係りになった学生も一丸となってショーをやり遂げた達成感を味わい、きものに込められた先人の知恵、技術、繊細な感性に畏敬の念を抱く機会ともなりました。

熱心にご覧いただきありがとうございました。

注:ショーで使ったきものや洋服の大半は、岡本教授のコレクションや卒業生が手作りしたものです。

  • きものショーの様子
    最初に登場、四季折々の自然の姿を、日本画を描くように染めた友禅染の振袖
  • きものショーの様子
    夏物のきもの、原材料や織り方によって涼しく着ることができる。明石縮、越後上布
  • きものショーの様子
    現代の帯を平安時代の小袿(こうちぎ)に
  • きものショーの様子
    エンディング、モデル全員が登場
当日のアルバム
  • きものショーの様子
    平安時代の「小忌衣(直線裁ちきものの始まり)」
  • きものショーの様子
    浮世絵から抜け出したような「うすもの」
  • きものショーの様子
    沖縄のきもの(重要無形文化財)「宮古上布」と「芭蕉布」
  • きものショーの様子
    「夏物友禅」描かれた百合や萩の花で涼しさを感じさせる
  • きものショーの様子
    きものからリメイクした洋服
  • きものショーの様子
    きものからリメイク、優美なウエデイングドレス
  • きものショーの様子
    挨拶する岡本 陽子教授
  • きものショーの様子
    全員で記念撮影

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