2017.9.20 学園広報
福龍門と共同開発した「バジル香る豆乳イソフラボン仕立て~特製味噌を添えて~」
企画に参加した林 利恵子准教授(右端)とゼミ生と「福龍門」岡崎 翔平店長
試食会は多くの関係者とマスコミの方でいっぱいに
「バジル香る豆乳イソフラボン仕立て~特製味噌を添えて~」の三種類の刀削麺
麺の生地を専用の包丁で削り飛ばし、湯の中へ落として茹でる岡崎店長
神戸・三宮の地下街「麺ロード」4店舗と神戸女子大・神戸学院大・大手前大・梅花女子大の女子大生が共同開発した「大切な男性(ひと)と食べたいラーメン」が2017年10月6日から2018年1月31日まで発売されます。
神戸女子大学では家政学部管理栄養士養成課程の林 利恵子准教授の4年生のゼミ生8名が「バジル香る豆乳イソフラボン仕立て~特製味噌を添えて~」を刀削麺(とうしょうめん)で知られる「福龍門」と協力して完成させました。
林ゼミの学生は、2017年5月にこのコラボ企画に参加することを決め、最初に各自で他では食べられないラーメンを考えました。
6月末に一人ひとりが試作品を作りゼミで選考会を開いて候補を絞りました。
7月初旬に「福龍門」の岡崎 翔平店長に学校にお越しいただき、自分たちの考案したラーメンのプレゼンテーションを行って、各自が考えた案を説明しました。岡崎店長はプリントアウトしたプレゼン資料を持ち帰り、後日、「豆乳と味噌を使った案とバジルを使った案を組み合わせれば面白いものができる」と提案してくださいました。刀削麺の個性的なところに惹かれて「福龍門」とのコラボレーションを決めていた学生たちは、従来のラーメンのイメージにとらわれることなく自由な発想で意見を出していきました。
岡崎店長は学生の発案を取り入れ試行錯誤を繰り返し、ホウレンソウと唐辛子の刀削麺も加えて、オリジナルのバジルオイルをアクセントにして豆乳のクリーム色のスープに、特製味噌が添えられたイタリア風、和風が中華と融合したラーメンを誕生させました。
学生たちは、この企画で商品として発売するためには客層や価格を考えるなど数々の課題をクリアしなければならないことを学び、異なる意見にも耳を傾け協力すれば想像以上のプラスの効果があることを実感しました。
大切な男性だけではなく友人や家族も誘って、ミニトマトが映える見た目にも美しく会話も弾む「バジル香る豆乳イソフラボン仕立て~特製味噌を添えて~」を召し上がっていただければと学生たちは話しています。
9月20日・水曜日の試食会では、企画の関係者の皆様やマスコミの方に高い評価をいただき、このたびの企画に参加された他の大学の取り組みも大変勉強になったと感謝の気持ちで会場を後にしました。
関係者の皆様に深く感謝申しあげます。