2017.9.18 健康スポーツ栄養学科 糸井
2017年9月16日~18日に愛媛県松山大学で開催されました第72回日本体力医学会大会におきまして、健康福祉学部健康スポーツ栄養学科4年生が演題「女子学生の骨格筋量指数(SMI)と活動量・運動時間・運動習慣・減量経験・蛋白質摂取量との関連」についてポスター発表を行いました。
加齢に伴い筋肉量が減少していくサルコペニアは主に高齢者に見られますが、若年成人でも発症することが報告されています。そこで女子学生のSMIと活動量、運動・食事といった生活習慣、減量経験について調査を行い、これらの関連を検討しました。SMIは運動時間、速歩時間、現在の運動習慣と関連が認められ、蛋白質摂取量が少ない群に比べ、多い群で高い傾向を示しました。若年女性においては、運動習慣を有する者の増加が課題ですが、毎日の移動に速歩を実践するだけでも筋肉量の維持に効果があることが示唆されました。
発表には多くの研究者の方々が訪れ、様々な内容についてディスカッションしました。