2017年度 福祉実習教育研究会を開催
2018.2.6 社会福祉学科 下司
2018年2月6日・火曜日、2017年度も社会福祉士受験資格科目群の相談援助実習、介護福祉士受験資格科目群の介護福祉実習、精神保健福祉士受験資格科目群の精神保健福祉援助実習で学生たちがお世話になっている実習先の実習指導者の方々をお招きし、実習に関する報告と懇談、研究会を開催しました。
第一部
第一部の全体会では、泉学科主任より「本学の福祉関係の実習教育について」施設の先生方に説明させて頂き、3つの福祉実習を終えた4名の学生から実習報告と、各施設の実習指導者からコメントを頂きました。
第二部
第二部では5つの分科会に分かれて、活発な意見交換を行いました。
①医療機関分科会
4医療機関から、実習指導者や事務長など6名の方の参加がありました。神女大の医療分野の実習生の特徴、事前や事後の指導や学習について説明した後に、2017年度の実習の問題点、これからの実習生に期待したいことなどを話し合いました。また2017年度の卒業生は、20名弱が医療現場で働くことが決まっており、現場が求めている人材を今後とも養成していきたいので、実習指導者の方にもご理解とご協力をお願いしました。
（松﨑 喜良）
②障がい福祉分野分科会
障がい福祉分野分科会では、5つの実習施設の実習指導者6名と教員2名が参加し、各実習施設での実習内容・実習指導体制、大学での授業や事前指導の内容と課題、評価の仕方、実習生や大学に対する期待などについて、有意義な情報交換・意見交換を行いました。
（植戸 貴子）
③救護・児童・高齢福祉分野分科会
相談援助実習の救護・児童・高齢福祉分野分科会は救護施設、特別養護老人ホーム、母子生活支援施設から8名の実習指導者の方々が来て下さいました。
支援計画の発表の場をソーシャルワーカーだけでなく他職種の職員の方の前で持ったところ、様々な視点からの意見があり、職員も学生も勉強になったという報告や地域連携の実際を学生が体験できるような取り組みなど様々な情報交換ができました。
（下司 実奈）
④精神保健福祉分野分科会
精神科医療機関2ヶ所、福祉サービス事業所1ヶ所から3名の実習指導者の方が来て下さいました。実習体験を「精神保健福祉援助実習指導Ⅲ」、「精神保健福祉援助演習（専門）Ⅱ」においてどのように整理し今後の援助実践に使える知見として深化させているかについて報告し意見交換を行いました。
（眞野 典子）
⑤介護福祉分野分科会
介護老人保健施設6名、特別養護老人ホーム4名、訪問介護事業所1名の合計11名の実習指導担当者が参加して、介護福祉の分科会を開催しました。
2017年度は、教員から実習目標に応じた実習の行動計画書と実習日誌の書き方、実習の評価の付け方について説明し、参加者からは普段の指導内容がよく理解できてよかったなどの感想が聞かれました。
その後、実習指導担当者から意見や質問などがあり、活発な情報交換を行いました。
（津田 理恵子）
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