デイサービスでの職員研修に学生と参加
2017.12.13 社会福祉学科 津田
2017年10月~12月にかけて、大阪ガス株式会社関係会社のデイサービスで職員の方を対象に回想法の技法を活用した職員研修を3回開催し、毎回数名ずつの学生が参加し、職員の方と交流しながら回想法の技法を学びました。
1回目は、高齢者の生きがいや人との関わり方について講義し、回想法を体験していただきました。2回目は回想法の効果を知っていただくための講義を行い、人との関係性における自己理解や他人の立場に立つための演習を行いました。3回目は、認知症高齢者を想定してのロールプレイを中心に行い、認知症高齢者との関わり方から回想法の技法を活用した思い出の引き出し方についてグループワークを中心に行いました。
参加した学生の感想
- 実践現場の職員の方達が真剣に演習に取り組んでいらっしゃる様子を身近に感じることが出来、とても楽しいと感じました。
- 学生同士での学内のグループワークよりも、現場での経験談がグループワーク中に出てきたことにより、活気のある意見交換が出来て、とても勉強になりました。
- 学校では1年生のときにコミュニケーション技術の授業で学んだことが、講義の中にも出てきていると思いましたが、忘れてしまっていた自分に気付くことができ、新鮮な気持ちで講義が聞けました。
職員の方の感想
- 日頃の利用者の方との関わりを振り返り反省することができ、利用者主体を意識していきたいと改めて思うことが出来ました。
- 回想法の技法を活用できるところから活用して、利用者の方と関わっていきたいと思いました。
- 研修時間は1回90分でしたが、楽しく学べたことから時間が経つのがとても早く感じました。今後に活かしていきたいです。