2017.12.10 社会福祉学科
2017年12月10日・日曜日に2017年度社会福祉研究交流会を開催しました。卒業生と在学生、教員が社会福祉の学びを深めるとともに交流をはかることを目的として毎年開催しています。2017年は「社会福祉学科20年の歩みを振り返る」をテーマとして、第一部では教員の講演、第二部では卒業生5名を招いてシンポジウムを行いました。
2017年は2016年度を大きく上回る参加者となり、卒業生46名、在学生88名、退職教員2名と活気あふれる賑やかな会となりました。
第一部では冨永教授による講演「本学社会福祉学科の設立から現在までを振り返って」と題し、社会福祉学科の設立の経緯や時代の流れの中で発展してきた20年の歩みを貴重な資料とともに振り返りました。これまで教員や卒業生が社会福祉学科の発展のために尽力してきたことを知り、改めて社会福祉学科の一員であることに誇りを感じる機会となりました。
第二部ではシンポジウム「社会福祉学科、いま昔~神女での学びと現在のわたし」をテーマに教育分野、児童分野、高齢者分野、医療分野、精神保健分野で働く5名の卒業生がシンポジストとして参加し、大学生活の様子や大学で学べてよかったこと、就職してからの仕事のやりがいや苦労、ライフステージごとの働き方の変化、そして在学生へ伝えたいことなどを報告しました。それぞれ、大学での授業や実習の厳しさのなかでの楽しみの見つけ方や、仕事における苦労やしんどさを乗り越えながら得た充実感や喜びなど、本音で語る報告に参加者は熱心に耳を傾けていました。
今回参加した卒業生からは、「自分のこれまでを振り返るよい機会となった」、「後輩の頑張っている姿がよい刺激となり、明日への活力となった」との感想が聞かれ、忙しい日々の合間の有意義な時間となったようです。
また、在学生にとっては、自分たちの歩む道の少し先を行く先輩のお話を聞くことで、大学生活のあり方や進路について考えるよい機会となりました。
在学生の感想