2017.10.21 社会福祉学科 津田
2017年10月21日・土曜日に「福祉・介護職員キャリアアップ研修会」を開催いたしました。この研修は、介護福祉の専門性の構築を目指し、実践現場における研究活動をサポートするために、2016年度よりスタートした介護現場の職員を対象としたもので、2017年度が2回目の開催です。参加者は55名で、活発な意見交換が行われるなど、とても学びの多い研修会になりました。
第一部では、「職場内での研究の取り組み方」というテーマで、横山教授による講演を行いました。第二部では、第一部の知識をもとに実際の研究活動への取り組みと、研究に取り組んだ結果として研究発表を神女大の卒業生が行いました。2017年度の発表者は、特別養護老人ホームりんどうの里に勤務している社会福祉学科卒業生と、特別養護老人ホームKOBE須磨きらくえんに勤務している卒業生が行いました。
横山教授からは、研究の意義を説明した後で、施設内でどのように研究に取り組んでいったらよいのか具体的な事例と共に丁寧な説明があり、参加者からは「自分の働いている施設でも取り組んでいきたいが、どのようなテーマがいいと思うか」など、活発な質問がありました。
研究発表では、排泄向上委員会活動の一事例として「笑顔につながるケア」、「異食行為のあるA氏へアプローチ」、「故郷訪問」の3件の研究発表が行われ、それぞれの施設での研究活動の取り組みの紹介が行われました。第二部でも活発な質問が行われ、参加者の皆さんは意欲的に研修会に参加されていました。
研修会終了後は修了証を手渡しました。
参加者の感想
発表者である卒業生の感想