2017.10.3 社会福祉学科 植戸
2017年10月3日・火曜日の2限に、3年生ゼミである社会福祉演習Ⅱの授業の一環として、「赤ちゃん先生プロジェクト」を実施しました。2016年度に引き続き、2回目の開催となりました。
この「赤ちゃん先生プロジェクト」は、赤ちゃんとお母様が地域に出て、子どもから高齢者までの幅広い地域の人たちと交流することを通して、赤ちゃんとお母様が社会参加・地域貢献しようというコンセプトで行われています。今回は、6組の赤ちゃんとお母様、そして2名のお母様講師と赤ちゃん1名、合計15名の方々が来て下さいました。
まず、3年生約30名が6グループに分かれて、お母様から妊娠・出産・育児の体験を伺いました。妊娠中のエコー写真や妊娠のプロセスを描いたイラストなどを見せて下さり、学生時代から自分自身が就職や結婚・出産について考えていたことや、これまでの子育ての苦労と喜びなどについても、具体的なエピソードなども交えて生き生きと語って下さいました。さらに、お着替えを手伝ったり、抱っこ紐で赤ちゃんを抱っこしてみたりと、赤ちゃんと触れ合う体験もしました。
これまで赤ちゃんと触れ合う機会がほとんどなかった学生も、赤ちゃんの可愛い笑顔に出会って癒されるとともに、自分もこうして親や周りの人たちに大切に見守られ助けられて育ってきたことを実感したようです。赤ちゃんを抱っこしながら、バギーや重い荷物を持って階段を上り下りしたり、電車に乗り込んだりなど、赤ちゃんとの外出の大変さも少し体験することができ、「街で赤ちゃんとお母さんを見かけたら、進んでお手伝いしよう」という声も聞かれました。
赤ちゃんの可愛い笑顔や元気な笑い声に触れて、学生も教員もとても充実した楽しい時間を過ごすことができました。お母様方からも、「私たちの話を学生の方たちがとても一生懸命に聞いてくれて嬉しかったです」というお言葉を頂きました。
2017年10月10日にも3年生を対象に、19日と26日には1年生を対象に、同様のプログラムを実施する予定です。また可愛い赤ちゃんとお母様に出会えるのを楽しみにしています。
赤ちゃんとお母様方、どうも有難うございました。