2017.6.15 学園広報
2017年6月15日・木曜日に健康福祉学部社会福祉学科の「社会福祉演習Ⅰ」の時間にJAF兵庫支部のご協力による交通安全講習会を開催しました。同学科の1年生の学生と教員約80名が参加し、シートベルト着用効果体験車であるシートベルトコンビンサーによる衝突体験、飲酒体験ゴーグル着用による飲酒状態を体験しました。
また、「JAFデータから学ぶ交通安全」と題する安全講義も開催していただき、シートベルトの着用効果や自動車整備の重要性について学びました。
「社会福祉演習Ⅰ」は、社会福祉を対象とする広い分野の身近な問題から、児童、高齢者、障がい者、貧困問題など社会福祉全般について学習、調査や見学などを行なう時間です。交通安全は全ての人々に関わる問題として今回取り上げました。
4人グループでシートベルトコンビンサーに乗り込んでの時速約5kmでの衝突体験では、ぶつかった瞬間の衝撃が予想以上に強く学生たちから悲鳴が上がっていました。
飲酒状態を体験できるゴーグルを着用して、飲酒した状態の視界で周りの景色を眺め直線を歩くコーナーでは、ほとんどの学生はサポートしてもらってもまっすぐに歩けず飲酒運転が、いかに危険であるか良く分かりました。
講義では、後部座席のシートベルトの着用率がまだ低いデータを提示され、シートベルトを正しく装着すれば事故が起きた場合に軽症で済み、運転席、助手席の人の安全対策につながることなどの説明がありました。
その他にも正しい運転姿勢やヘッドレストの正しい位置、 タイヤの空気圧点検を月に1回はすることなど、安全に運転するため心がけることを教えていただきました。
身近で誰でも関係する交通安全対策として今回の講習会は貴重なものであり、万が一事故に巻き込まれても身を護るシートベルトの着用を自分たちも周囲の人も徹底するように呼びかける機会にもなりました。