2017.5.24 学園広報
2017年5月24日・水曜日、ポートアイランドキャンパスにおいて藤田 裕一講師担当の「福祉行財政と福祉計画」の授業で神戸税務署 税務広報広聴官 長野 史佳氏による「くらしを支える税」と題した特別講義を行いました。健康福祉学部社会福祉学科3年生60名が受講しました。
くらしの中の税、教育のために役立てられている税など、税の使われ方、サービスについて説明があり、税金は公平・中立・簡素の三つの考え方で決められることなどを学びました。
所得税の仕組み、源泉徴収や年末調整について説明の後、学生は2016年度の確定申告書に実際に記入しながら税金の還付される方法も教えていただきました。
また、国の歳入と歳出に占める社会保障費の割合から、財政と社会保障制度の課題も再認識しました。
長野氏は「豊かで安心して暮らせる未来のためには、税の事を考えましょう」と述べ、納税の義務と税金の使われ方に注目することを喚起しました。