2017.6.12 学園広報
2017年5月27日・土曜日に開催された「第9回スポーツ吹矢兵庫県大会」女子の部6メートルで、神戸女子大学スポーツ吹矢同好会の3年生の学生が優勝し、2017年6月12日・月曜日、中島 實学長の元を訪れ、顧問の平田 耕造副学長、クラブ指導の西本 由紀子助手とともに優勝の報告を行いました。大会では5射ずつ6試技の計30射で競い、成績は210点満点中200点にも達し、6回の試技中3回は満点という素晴らしいものでした。
優勝した学生は、入学して間もない頃から始まる家政学科の各教員の研究室を巡って専門科目の魅力を多角的・総合的に学ぶ「家政学を学ぶ」で、平田副学長の研究室をグループで訪れた際に、スポーツ吹矢がどのようなスポーツか教えていただく機会がありました。興味を持った学生は友人たちと一緒にスポーツ吹矢の練習を始めました。的に矢が命中したときに味わう爽快感は格別のもので、仲間と練習することは楽しくめきめきと上達していきました。場所もとらず、特別なスポーツウエアも要らずに始められることも魅力のひとつです。
腹式呼吸と胸式呼吸を順に使い、いっぱいに吸った空気を勢いよく腹筋を使って吹くという「スポーツ吹矢式呼吸法」は 、精神集中、血行促進の効果や誤嚥性肺炎の予防にもなると話題にもなっています。
スポーツ吹矢同好会は2016年6月に学友会の総会で同好会として承認されました。新しいクラブなので、現在部員は6名、全員が家政学科の3年生です。学内でもまだあまり知られていない存在で、後輩がいないのが悩みだという吹矢同好会ですが、この優勝をきっかけにスポーツ吹矢の魅力をアピールして部員の勧誘にも力を入れたいということです。
優勝した学生は、2017年9月に行なわれる近畿大会に向けて練習に励んでいます。
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