2017.11.26 須磨キャンパス 学生課
2017年11月26日・日曜日、神戸総合運動公園にて開催された須磨区防災福祉コミュニティ大会に神戸女子大学の学生消防団員6名が参加し、会場内の安全管理・警備を担当しました。
本会は須磨区防災福祉コミュニティ等連絡会議が主催となり、身近で起こる災害に慌てず対応できるよう、実践的な訓練を実施することにより須磨区住民による自主防災体制の充実と防災意識を高めていただくことを目的に開催されました。
会場は多くの参加団体の協力のもと、放水体験・煙体験他、防災学習を目的とした多種多様な体験コーナーが設けられました。地震体験車「ゆれるん」では、阪神・淡路大震災時の震度7を特別に体験することができ、大規模な地震を体験していない学生消防団員たちは、あまりの揺れの激しさに、ただ驚くばかりでした。
このたびの須磨区防災福祉コミュニティ大会では、参加者の年齢層が高く、若者の参加が少なかったことが印象に残りました。“南海トラフ地震がいつ起こってもおかしくない”といわれる中、阪神・淡路大震災を経験していない私たちこそもっと防災の意識を深めるべきだと痛感しました。また、災害時は若い人たちが高齢者や子どもなどの弱者を率先して避難誘導すべきであり、もっと若い人たちに防災への意識を高めてもらいたいと実感しました。まずは、消防団員である私たちが様々な活動を通じて防災意識の高揚に努めるとともに、一人でも多くの学生に理解を深めてもらえるような取り組みを推進していきたいと考えます。
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