2017.9.19 学園広報
「神戸産’sキッチン」調理の説明中
「神戸産’sキッチン」の様子
「神戸産’sキッチン」で完成した料理:左上から時計回りにマーボーナス、ぶどう寒天、中華スープ、春雨サラダ
実食の前にみんなで「いただきます」
神戸女子大学 家政学部 管理栄養士養成課程の栄養学を専門とする田中 紀子教授とゼミ生である3年生8名、4年生4名、大学院生1名の合計13名が2017年9月19日・火曜日に神戸市立和田岬小学校5年生の児童35名を対象として旬の野菜を使った「神戸産’sキッチン」を開催しました。
同小学校のPTAの奥田 雅人会長からのご提案で兵庫区役所まちづくり課の協力により実現しました。この日は地元のJA兵庫六甲から野菜などの食材を提供していただきました。
調理実習の始まる前には田中教授が野菜に含まれる栄養についてミニ講義を行い、野菜は、1日350グラム摂ることが望ましく、多く摂ることでさまざまな病気の予防につながると説きました。また、神戸は色々な農産物の生産地であること説明しました。
学生は献立、レシピ、調理方法、手順を考え、料理のリハーサル、試行錯誤も繰り返し、当日は早朝から準備をして料理教室に臨みました。
主菜は「マーボーナス」中華風の献立です。「春雨サラダ」「中華スープ」は食材を細く切ることが多く、デザートの「ぶどう寒天」は寒天を初めて扱う児童がほとんどで、手順も多少複雑でしたが、子どもたちは役割を決めて協力し合い、時間内に美味しそうな料理が出来上がりました。
学生たちは安全を第一に児童が自主的に実習できるように心がけてサポートをしました。
実食では、自分たちで作った料理の感想を言いながら美味しくいただきました。少しピリッとするマーボーナスはご飯によく合いおかわりをする児童もいました。
最後に「なすは嫌いだったけれど好きになった」「家でも作ってみたい」「自分で作って美味しかった」などの感想を言っていただき、自分で調理する楽しさを実感してもらえたことに学生たちは満足し、この食育活動に関わったことで、管理栄養士として将来活躍できる自信を持ちました。
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