国際交流・留学のNews詳細
2014年8月25日
国際交流推進事務室
第21期ケント大学英語研修生帰国
第21回目となる2014年度のケント大学英語研修生には3学部7学科より20名が参加。2014年8月2日・土曜日に関西国際空港を出発し、3週間の英語研修プログラムを終え、2014年8月25日・月曜日に帰国しました。
参加者20名は、2つのクラスに分かれ、アマンダ・クロフォート先生とサム・デリア先生の熱心な指導の下、集中的に英語を学びました。はじめは「先生の英語は早くてわからない」等、不安を口にしていた学生もいましたが、先生方のアクティブな授業、丁寧な指導により、徐々に慣れていきました。スタート時には静かになりがちだった授業にも変化が見られ、プログラム後半になるにつれ、活発で楽しい雰囲気になりました。
課外授業として訪れたカンタベリー大聖堂やリーズ城、ロンドン・シェイクスピア・グローブ座で観劇した「リア王」については、訪問前にその歴史や内容を学んだうえで現地に赴き、翌日にそのフォローアップをすることにより、歴史や文化について理解を深めることができました。また、希望者は、大学内にある保育所を訪問。施設内を見学し、折り紙を教えながら一緒に遊び、子供たちと交流しました。
プログラム後半にはプロジェクトワークに取組みました。ペアでリサーチするテーマを決め、現地の人々にインタビューを行いました。結果をまとめ、パワーポイントを作成し、最終日にプレゼンテーションを行いました。
最終週には、日本から来ている他大学と合同で日本文化を紹介するイベント「Taste of Japan」を実施しました。今回で3年目の開催となる本イベントには、各国からの留学生やケント大学教職員をはじめとして多くの方々の参加がありました。神女大の学生は、ダンスと阿波踊りを披露するとともに、うちわ作りコーナーを設け、参加者と一緒に楽しみました。他大学も茶道、書道、折り紙体験コーナーを設け、大盛況のうちに終わりました。現地に入ってからの練習や準備は大変でしたが、学生自身も交流を大いに楽しみ、素晴らしい経験となりました。
週末のフリータイムには、ロンドンのバッキンガム宮殿、美術館や博物館といった観光名所を訪れたり、アフタヌーンティーを楽しんだり、ハリーポッターのスタジオツアーに参加したり、オックスフォードの街を歩いたりと、各人が積極的に様々な場所を訪れて、イギリスらしさを味わいました。
3週間の研修を終え、特に英語のリスニング力の向上を実感し、英語に対する学習意欲が高まったという学生が多いようです。その他、異文化理解が深まった、積極的に発言することができるようになった、将来に対するビジョンが見えた等、どの学生も自らの成長を感じたようです。