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2012年8月27日
国際交流推進事務室 奥野

第19期ケント大学英語研修生帰国

ブリティッシュ・カルチャーの授業:シェイクスピア劇について、実際に演じながら学びました。 カンタベリー大聖堂訪問 保育所訪問:スタッフや子どもたちと交流し、有意義な時間を過ごしました。 たくさんの方が日本文化を体験しに来てくれました。 修了式では、一人一人に修了証が渡されました。

第19期ケント大学英語研修生29名は3週間のプログラムを修了し、2012年8月27日・月曜日に帰国しました。

平日は午前9時に授業が開始。午前中はListening、 Speaking、 文法などの英語研修、午後はブリティシュ・カルチャーの授業が行われました。午後からの授業では、まず、課外授業で訪問が予定されているカンタベリー大聖堂とリーズ城、ロンドン・シェイクスピア・グローブ座等についてあらかじめ学びました。次に、実際に史跡や劇場を訪問した後で、カルチャーの授業内容に関連のあるトピックを選び、リサーチをしてテーマを深めました。そして最終日にプレゼンテーション発表を行いました。

初めはスピードを落とすことなく話す先生の英語を理解するのに苦労したり、発言するのに抵抗を感じていた何人かの学生も、徐々に慣れ、積極性に授業に取り組みました。3週間という限られた期間でも多くの学生の英語力が伸びていました。

課外では、教育学科の学生等、希望者22名が大学内の保育所を見学しました。また、2012年はロンドン・オリンピック開催と研修期間が重なっていたため、授業の後にテレビで日本選手の試合を見たり、週末にはロンドンへ出かけ、マラソンを観戦したりと、学生はオリンピックの盛り上がりを体験することができました。幸運なことに、ケント大学でトレーニングをしているパラリンピック出場選手と出会う機会があり、健康スポーツ栄養学科の学生は食生活やトレーニングについてお話を伺うことができました。

今回は神女大と同じ時期に研修を行っていた他の日本の大学と神女大学生が合同で日本文化を紹介する機会を設けました。茶道や書道、折り紙の体験、雅楽の演奏やよさこいソーランの披露等を実施。各国からの留学生やケント大学の教職員等、予想以上にたくさんの方が参加してくださり、大変好評でした。

学生は授業や課題をこなすと共に、交流行事や観光等、時間をフルに活用し、たくさんのことを吸収し充実した3週間を過ごしました。英語力がついた、異文化理解が高まった、外国人の友達ができた等、どの学生も研修に参加した成果を感じているようです。

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