国際交流・留学のNews詳細
2012年5月21日
国際交流推進事務室 奥野
第1回ケント大学日本語教授補助インターンシップ
日本から持参した写真や資料を使って、しっかりと授業の準備をしました。
日本語を熱心に勉強するケント大学学生
英語の授業にも参加
毎年、夏休みに3週間の英語研修を実施しているイギリスのケント大学において英語英米文学科4年生、原田 香澄さんが5月21日・月曜日から2週間の日本語教授補助インターンシップに参加しました。今回が第1回目となるこのプログラムは、両大学の交流を深めることを目的としケント大学からの提案で実現しました。原田さんは、英語の授業を受けると共に、希望者に対して昼休みに行われているLanguage Expressという日本語の授業にアシスタントとして参加しました。単なる補助にとどまらず、研修の後半には一人で指導を任せていたたいたこともありました。また、空き時間も、日本語の授業の準備をしたり、図書館を利用して英語を勉強したりと、有効に利用しました。
原田さんは、この経験を通して日本語、日本文化を教えることの難しさを知ると同時に、自分の説明を学生が理解したときの嬉しさを体験し、教えることの楽しさを実感したそうです。また、日本とイギリスの文化や考え方の違いについても学び、イギリスへ行く前には、全くわからなかったBBCニュースの内容が帰国後は聞き取れるようになる等、英語力の向上も感じることができた、とも語っていました。2週間という短い期間でしたが、一瞬一瞬が刺激的で有意義な毎日を過ごし、とても貴重な経験となったようです。
