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2008年11月14日
学園広報 橘

ピッツァー大学長期留学プログラムに参加した神女大卒業生が、ポモナ大学で“Language Resident”として活躍中!

米ポモナ大学で活躍中の神女大卒業生の様子01米ポモナ大学で活躍中の神女大卒業生の様子02

2007年度のピッツァー大学長期留学プログラムに参加した文学部英文学科卒業生の原田実紀さんが、クレアモント・コンソーシアムの一つであるアメリカ・ポモナ大学オールデンボーグ寮の“Language Resident”として採用されました。

現在は、言語・文化専攻の学生たちへの語学指導や文化紹介の企画を主たる仕事として担当し、活躍しています。

原田さんは、留学プログラム参加中に“Language Resident”の企画に積極的に参加し、興味や関心が大きく膨らみました。帰国直前に現地で応募し、帰国後に電話面接を受けた結果採用されました。

この留学プログラムは、寮費はもちろん本人の受講料も保証されるなど大変恵まれた内容となっています。

神戸国際協学科が目指す「グローバル・ローカル」の精神を、今後もポモナ大学において実践し活躍されることを期待しています。


原田実紀さんから在学生のみなさんへのメッセージ

私の職種名は“Language Resident”です。

オールデンボーグ(Oldenborg)という寮に生徒と一緒に住み、生活を共にしています。 オールデンボーグは、日本語・中国語・スペイン語・フランス語・ロシア語・ドイツ語の6つのセクションからなっており、日本語セクションには日本語を受講している(または受講していた)生徒が13名住んでいます。

この日本語セクションには、“Japanese Lounge”という部屋があり、そこでは“Study Break”と呼ばれる小さな行事が行われたり、生徒が各自の勉強をしたりするスペースが設けられています。

私は現在そこで火曜日・木曜日に、中級・上級日本語会話を教えています。 15時〜16時までがIntermediate(中級)のクラスで3人の生徒が、16時15分〜17時15分まではAdvanced(上級)のクラスで4人の生徒がいます。

今はそれぞれのクラスで、“Media Project”というものに取り組んでいます。これは各クラスでムービーなどの作品を1つ作り、学期末に学内で放送するというものです。 2008年の中級クラスでは「マンガ」を、上級クラスでは“日本料理”や“すし”の作り方をビデオに撮って「ムービー」を作り、編集は私が行う予定です。

金曜日には初級日本語のクラスを4クラス受け持っていますが、この日は復習のための授業となります。あらかじめ日本語の先生方がレッスンプランを作ってくださるので、私自身にとっても今後のプランニングの勉強になっています。生徒のほとんどが一年生なので本当にかわいいです!

オールデンボーグでの仕事は、“Cultural Activity”というものを企画−たとえば、リトルトーキョー(Little Tokyo)への日帰り旅行や先生方の講義の聴講、日本映画の鑑賞など−するため、Flyer(日本でいう“ちらし”)も作らなければなりません。

また、“Study Break”というイベントも月に1回のペースで企画しなければなりません。これは主に日本語セクションに住んでいる生徒のためのものですが、他の生徒ももちろん参加することができます。私はこれまでに1回しか企画していないのですが、当日は日本のお菓子などを用意し、“Welcome Party”を開催しました。今月は、みんなでおにぎりを作る予定です。

このように現在の私は大変充実した毎日を過ごしていますが、全ては「ピッツァー大学長期留学プログラム」への挑戦から始まりました。

みなさんもぜひ、勇気を持っていろいろなことにチャレンジし、チャンスを掴み取って素晴らしい未来を切り開いていってください

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