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2007年12月12日
英語英米文学科 八日市屋

英語英米文学科後期セメスタープログラム第2報

ハワイに滞在中の学生たちは、元気に過ごしています。

セメスター・プログラムの中心である New Intensive Spoken English、略してNICEと呼ぶこの授業も、スムーズに進んでいます。

学生たちは毎朝8時40分にセミナーハウスを出て、バスで通学しています。9時30分からListening、10時30分からIntegrated Skills、11時30分からOral Productionの授業があります。12時20分から約1時間の昼休みをはさんで、13時30分から15時までTOEFL/TOEICの授業が続きます。その後、早い人は15時40分頃には帰寮します。

大学では English Only Policy が徹底されていて、休み時間も英語で話さなければなりません。英語漬けの疲れからか、多くの学生は帰寮後まず昼寝をし、19時頃から夕食の準備にかかります。課題を済ませ、ベッドに入るのは24時近くになります。大きな課題があるときは夜を徹して取り組んでいます。

学生たちみんな、本当によく頑張っていると思います。今となっては文章を日本語で書くより、英語で書くほうがスムーズになったと、学生たちは口々に言っています。これらの授業に加えて、「インターチェンジ」と呼ばれる実地訓練もあります。これは、ハワイ大学の学生たちと話すことによって、自然にスピーキング力がアップするように設けられた授業です。本学の学生2人に対してハワイ大学学生のインターチェンジャーが1人付きます。

10月20日・土曜日、留学生全員でパール・ハーバーに出かけました。ショッピングやビーチに嬉々として出かけるいつもの週末とは違って、この日は学生の顔も神妙にならざるを得ませんでした。

フェリーがアリゾナ・メモリアルに近づくと、海底に沈でいる戦艦アリゾナ号の赤茶けた煙突が、海面からにょっきり突き出ていました。メモリアルの中から海中を凝視すると、海底に横たわる船体の輪郭がおぼろげながら確認できました。海底の船体からは、今もなおわずかながら重油が流れ出しているとの説明に、そのようなことがあるのかと、一瞬、耳を疑ってしまいました。日本人への風あたりがきついのではないかと心配しつつ出かけましたが、会場整理のおじさんは茶目っ気たっぷりでとても親しみのある優しい方でした。

プログラムはまだまだ続きます。次回の報告をお待ちください。



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