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2007年10月5日

[詳細]“熱烈歓迎”広東外語外貿大学女子学生が本学を訪問!

“熱烈歓迎”〜広東外語外貿大学のみなさん〜「ようこそ神戸女子大学へ」

午前10時頃訪問団が到着。
歓迎式では前田研史 学生部長が司会を務め、本学からは平田耕造学長職務代行と学生代表として学友会長が歓迎の挨拶を述べ、文学部王霜媚教授が通訳を行いました。

挨拶の中で平田学長職務代行は、「本日は短い時間ではありますが、双方の学生達はもちろん本学教職員とも友好的に親交が深まり、今後広東外語外貿大学と本学との間に新な発展が訪れ、兵庫県と広東省そして日中両国の友好関係がますます発展するよう祈念しています」と歓迎の意を伝えました。

訪問団からは、楊先生が「今日こうして大学の代表として神戸女子大学を訪れ歓迎を受けたことを心から嬉しく思います。本学にはおよそ30000人の学生がおり、約700名が日本語と日本について学んでいます。世界各国110校の大学と教育や研究における提携をし、既に日本の6つの大学とも交流を行っています。今後も日中両国の友好の発展を願うと共に、神戸女子大学のみなさんが本学を訪問して下さり、友好が深まることを期待しています。」と挨拶が述べられました。


その後交流を祝して記念品の交換が行われました。広東外語外貿大学からは純金製の孔子像の盾が寄贈され、本学からは神戸を代表する特産品として有馬筆を贈りました。

また、本学は既に広東省・華南師範大学との姉妹提携を通じて交換留学制度を実施しており、本学で中国語を学ぶ学生が使用するテキストは文学部の王教授が作成しています。今回広東外語外貿大学の初の来訪を記念して、そのテキストが来訪した学生達と関係者の方々に寄贈され大変喜んでいただきました。

交換歓迎行事では、本学は特に日本の伝統文化に触れてもらうことを中心にプログラムが組まれました。筝曲部は「さくら」などを演奏、コーラス部は中国語の歌と「ふるさと」などを披露しました。

訪問団からは有志学生によるコーラスと舞踊が披露されました。コーラスでは「世界に一つだけの花」が歌われ始めると同時に、歓迎会場内からも自然と口ずさむ声が聞こえ始め、本学と広東外語外貿大学の間に「世界に1つだけの友好の花」が咲いたことを実感しました。

続いて披露された民族舞踊では、鮮やかな赤に煌びやかな刺繍の施された民族衣装を身にまとった学生達が、軽やかなステップとしなやかなしぐさで観る者の心を魅了しました。

最初はお互いに緊張していた学生達も次第に打ち解けて和やかな空気が漂う中、本学のことをよく知っていただくため、前田学生部長より大学の概要や特色・教育や研究についての説明がパワーポイントを使用して行われました。

昼食も一同が介して行われマンドリン部による演奏が流れる中、和やかに歓談が続きました。「食は中国にあり」とよく言われますが、今回訪問団のみなさんには和食の持つ魅力が一杯詰まった松花堂風弁当が用意されました。

午後は、学生達の弾けるような笑顔と歓声で始まりました。この日のため、岡本陽子教授と家政学部平面被服研究室の学生達によって和装体験が準備され、訪問学生達全員が着付けをしてもらいました。着物を身につけるのははじめての学生達は、最初は神妙な表情で着付けをする手元を見つめていましたが、着付けが仕上がるに従って満面の笑顔で友人たちと声を掛け合い、大撮影会が繰り広げられました。

その後は、茶道部の部室においてお点前の接待を受け、慣れない正座で部員達の作法を見様見真似で体験しました。部屋を出る訪問学生達はみんな笑いながら、「和菓子もお茶もとってもおいしかったけど、足がしびれて大変だった」と異口同音の感想を述べていました。その後はタイトなプログラムの中で、順次グループごとに弓道部と剣道部の練習風景を回りました。「楽しみにしていた。とても興味と関心が湧いた」と感動していました。

学生達はことばや文化のギャップを好意と感謝の心で克服し、エキサイトで楽しかった日程は記念撮影で幕を閉じました。バスに乗り込む学生達は、「ありがとうございました」と笑顔で挨拶をしてくれました。本学学生は出迎えの時と同様に中国旗を振り、訪問学生たちはバスの窓ごしに大きく手を振りながら再会を約束する声が響いていました。

この交流が近い未来に姉妹提携という形で実を結び、交換留学が実現する日が来ることを願って交流の一日は終わりました。余談ですが、ことばのギャップを学生達はどうやって乗り越えたのでしょうか。実は・・、身振り手振りのほか「英語」が共通言語として飛び交っていました。

広東外語外貿大学のみなさん・・、「謝謝!」そして「再見!」また会いましょう!

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広東外語外貿大学


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