国際交流・留学のNews詳細
2006年7月30日
華南師範大学との友好交流合意書の更新
本学は2000年5月に華南師範大学との間で友好交流合意書に調印しました。以来、6年余りの間に本学から華南師範大学へは12名の学生が長期留学を果た しました。また、華南師範大学から14名の留学生が来学して学んでおり、双方の留学生交流は合計26名にも達しています。
6月に、両大学の国際交流における将来展望を踏まえて友好交流合意書の更新を行なうために、河上誓作学長、平田耕造副学長(国際交流センター長)、王霜媚文学部教授(中国語担当、国際交流委員会委員)が華南師範大学を訪問しました。関西国際空港から飛行時間はわずか3時間半。時差は1時間。新装なった広州白雲国際空港に到着し、華南師範大学へ向かいました。
華南師範大学から多数の関係者の方々にご出席いただき、会談を行いました。会談後の様子が(写真1)です。協議の結果、次のことが確認されました。
- 短期留学プログラムのための留学生交換を検討する。
- 長期留学プログラムによる留学生数を増加させることを検討する。
- スタッフの交流促進についても検討する。
- 交換留学は、2009年に10年目を迎えため、記念祝賀行事を計画する。そのための協議は2008年から両大学の間で始める。
両学長の間で上記の内容を確認したあと、(写真2)のように日中両国語で書かれた友好交流合意書に署名して、新たな発展を誓い合いました。今回の訪問では、4月に本学から留学中の学生さんと、華南師範大学から1年間の留学を終えて3月に帰国したお二人の学生さんたちも同行してお手伝いして下さいました。10年目に同窓会のような記念祝賀会で、日中両国の架け橋となって活躍している留学経験者が、旧交を温めあっている姿を夢見て帰国しました。今回は国際交流の今後の発展に大いに弾みのつく、収穫の多い訪問であったことを報告します。