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2008年4月11日
ヴァージニア大学のSemester at Sea Programの学生との交流会を開催!
2008年4月11日・金曜日、文学部英語英米文学科がアメリカのヴァージニア大学主催の洋上大学である「Smester at Sea Program」(以下SAS)の学生や教員を迎え交流会を行いました。
今回の訪問は神戸女子大学英語英米文学科の森尚也教授(研究テーマ:西洋近・現代思想におけるベケット文学の意義)に対し、国際サミュエル・ベケット協会会長のリンダ・ベンーツヴィ教授から、「SAS引率者として日本を訪問した際、ぜひとも交流を行いたい」という強い希望が寄せられ実現しました。
今回本学を訪れたSASのメンバーは文学や演劇を学んでいる学生や教員で、洋上大学を通して訪問する各国の伝統芸能や精神文化の研究、また多くの国で研究されているシェイクスピアとその国の持つ民族性や精神文化との関わりなどについて研究しています。
本学では日本の古典芸能である「能」と、日本で上演されるシェイクスピアに関する講義を行いました。
講義は全て英語。
「シェイクスピア」についての講義は、日本のシェイクスピア研究の第一人者であり、本学でも特別講座をご担当頂いている藤田實大阪大学名誉教授にご担当いただきました。
「能」については世阿弥研究で実績のある本学・日本語日本文学科の大谷節子教授(研究テーマ:能・狂言の作品研究、能楽史研究、能・狂言面研究)が行いました。
本学附属図書館4階AVホールにおいて行われた講義には英語英米文学科の学生達も多数出席し、SASメンバーと共に講義を受けるという貴重な体験ができ、講義のあとのメンバーからの質問にも聞き入るなど、学生の学ぶ姿勢にも熱い視線が注がれていました。
講義のあとは学生食堂地下1階のマーベルにおいて、英語英米文学科の学生達が中心となって交流会が開催され、学生達はSASメンバーと英語での談笑に花を咲かせ、写真を取り合うなど楽しいひとときを過ごしました。
翌4月12日・土曜日には、神戸女子大学日本語日本文学科の阪口弘之教授(研究テーマ:浄瑠璃・説経など、日本近世演劇・芸能史に関する研究)の案内で、希望者による国立文楽劇場での文楽鑑賞ツアーが行われました。
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