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2006年10月27日
ハワイクアキニ病院 臨床栄養学実習報告
今年5回目を迎えたハワイクアキニ病院における10日間の臨床栄養学実習を終えて、管理養成課程4年生の加藤幸恵さんと大倉由依さんが元気に帰国しました。実習は会話、資料全て英語という厳しい条件でしたが、2人は既にハワイ大学語学研修も終了しており、特別英会話の指導も受けて参加しました。充実した病院実習のコメントと2人が撮影した写真を紹介します。今回セミナーハウスも改装され寮生活も快適だったようです。
管理栄養士養成課程 4年生 加藤幸恵
クアキニ病院のカルテは、医師、看護師、管理栄養士が共有しており、毎日の注意点やコメントが記入されています。私たちはこのカルテを見ながら栄養ケアプランを作成させて頂きました。
患者さんに直接、体調や食欲を伺い、必要な場合は食事メニューの変更が行われており、管理栄養士の地位の高さを実感しました。
恒例の料理のプレゼンテーションは味噌を使った料理を作りました。調理師の方々の協力を得てなんとか成功させることができました。
私はこの実習で目的意識をしっかり持ち、わからないことは積極的に聞くことを心掛けました。言葉の壁はありましたが貴重な体験と思っていた以上に多くのことを学ぶことができました。
管理栄養士養成課程 4年生 大倉由依
日本でも導入されつつあるNST(栄養サポートチーム)がこちらでは当たり前のように行われていました。患者様一人ひとりに対して医師、看護師、薬剤師、管理栄養士など皆でサポートしているというチームワークの強さのようなものを感じました。
管理栄養士の主な仕事は入院患者様の栄養ケアでした。患者様一人ひとりへの食事の対応がしっかり行われていました。日本とハワイそれぞれ長所・短所はありますが、患者様のために頑張っている姿は一緒でした。
病院のスタッフの皆さんは心から優しく接して下さり、自分も真剣に取り組む事ができ、多くのことを学んで帰ってくることができました。