教職支援センターのNews詳細
2016年2月4日
教職支援センター
第4回教職課程研修会開催
2016年2月4日・木曜日、須磨キャンパスで実施しました。なお、ポートアイランドキャンパスには同時中継しました。
【趣旨】
中央教育審議会は2015年12月21日・月曜日に「これからの学校教育を担う教員の資質能力の向上について〜学び合い、高め合う教員育
成コミュニティの構築に向けて〜」を文部科学大臣に答申しました。答申を踏まえ、2016年夏ごろには教育職員免許法の改正が行われる予定であり、その後には教職課程認定の再課程認定申請が待ち受けています。教員養成を大きな柱の一つとする神女大にとって看過できることではない重要事項です。
近年、申請における審査は厳しさを増しています。来るべき時期に備え、教育学科並びに教職課程を有する全ての学科の先生方と全職員が情報を共有し協働することが大切です。
以上のことから、通算4回目の教職課程研修会を企画し、実施しました。
司会進行役の山田 史子須磨キャンパス教職支援センター課長による趣旨説明に続いて、前田 研史教職支援センター長から中教審答申の内容に触れた挨拶がありました。
多畑 寿城学園教職支援センター長兼事務部長からは、答申のポイントを中心に、答申に即して神女大がこれから取り組んでいく必要がある事項、教職課程担当教員の教育研究業績と担当科目の関係、義務教育学校の制度化と小学校教諭免許状、中学校教諭免許状の併有、教職課程を統括する組織としての教職支援センターの在り方、今後の再課程認定申請に向けたスケジュール等々についての報告と解説がありました。
次に岸本 芳信教職支援センター副センター長から、2015年度実施教員採用試験結果と分析及び課題、今後の教員採用の動向予測、教育実習についての課題等々について詳細な報告と解説がありました。最後に、平田 耕造副学長の挨拶で締めくくりました。
両キャンパス合わせて、教員67名、職員21名の合計88名の教職員が参加しました。
今後も、全学で教職課程の運営・教職指導に当たるべく、同様の研修会を定期的に開催し、情報の共有を行い且つ士気の高揚に努めます。