教職支援センターのNews詳細
2015年2月5日
教職支援センター
第3回教職課程研修会開催
【趣旨】
中央教育審議会教員養成部会は2014年11月に「これからの学校教育を担う教員の在り方について(報告)−小中一教育制度に対応した教員免許制度改革−」をまとめました。既に教員養成部会に設置した「教員の養成・採用・研修の改善に関するワーキンググループ」に於いて先行して免許制度改革について論点整理が行われています。そして2014年12月22日・月曜日には文部科学大臣に小中一貫教育の制度化が盛り込まれた「子どのも発達や学習者の意欲・能力等に応じた柔軟かつ効果的な教育システムの構築について」が答申されました。
教育学科と教職課程を有する全ての学科の教員が情報を共有し、実践していかなければ神女大の教職課程の明日はありません。
以上のことから、通算3回目の教職課程研修会を企画しました。
齊山教職支援センター長の進行により研修会を進めました。
平田副学長から課程認定申請が厳しさを増す中、しっかりと取り組んでいかなければならないことや中教審の動きについて触れた挨拶がありました。
教職支援センターを所管する多畑事務部長からは、2014年度の課程認定申請における教員審査の指摘事項を中心に、教職課程担当教員の教育研究業績と担当科目の関係、シラバスの内容との関係について詳細に報告と解説がありました。さらに、中教審での審議の動向や目指すべき教職支援センターの姿などについても報告と解説がありました。
次に教職支援センター大森准教授から「2014年度実施教員採用試験結果と分析及び課題」について詳細な報告と解説がありました。
教職課程を置くすべての学科の教員をはじめ、職員を含めた約70名の教職員が参加しました。
今後も、全学で教職課程の運営・教職指導に当たるべく、同様の研修会を定期的に開催し、情報の共有を行い且つ士気の高揚に努めます。