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2016年11月11日
学園広報

安全マップづくり教室に参加協力

安全マップづくり教室に参加協力の様子事前学習の様子。クイズ形式で防犯・防災について学びます。 安全マップづくり教室に参加協力の様子扮装した神戸市兵庫区役所の方からミッションが出されました。まち探検の途中で出会います。 安全マップづくり教室に参加協力の様子グループで「まち探検」に出発 安全マップづくり教室に参加協力力の様子「安全マップづくり」の様子。学生も懸命のサポートをします 安全マップづくり教室に参加協力の様子完成した安全マップで発表の様子

2016年11月11日・金曜日に「都市計画・住環境」が専門の神戸女子大学 家政学部家政学科 梶木 典子教授のゼミ3・4年生18名が、神戸市兵庫区役所まちづくり課が主催する神戸市立水木小学校5年生34名の「地域安全マップづくり教室」に参加協力し、子どもたちの「まち探検」、「安全マップづくり」をサポートしました。

子どもが巻き込まれる事故や犯罪の安全対策として、子どもたち自身が危険を回避する力を身に付け、地域の特徴を知り、地域の人と顔見知りになる方法の一つが「地域安全マップ活動」です。当日は、神戸市兵庫消防署、保護者の皆様も協力して活動が行われました。

午前中は、学生が先生役になって児童に防犯や地震対策の事前の授業を行い、その後、6つのグループに分かれて、学生たちと一緒に校区内の「まち探検」に出かけました。子どもの目線で危険だと思う場所や「こども110番『青少年を守る店・守る家』」をチェックし、公衆電話、防犯カメラの設置場所もみつけました。顔を覚えてもらえるように地域の方へインタビューを行い、ミッションとして防火水槽と交番の場所を確認しました。また、地域の良いところも探すなど地域への愛着心を高めました。

今回は、チェックポイントを撮影するときには、「いいね」「だめね」のマークを入れて撮影しました。

午後は、「まち探検」の成果を取り入れ「安全マップ」を作る子どもたちのサポートを学生はしました。児童同士で協力と分担作業が今まで以上にできるように、マップづくりの材料が工夫なされたこともあり、みんなで作業に携わることができました。学生のアドバイスもあり、どのグループもきれいな安全マップが完成し、児童の顔には満足そうな笑みがこぼれていました。

発表の時間では、グループごとに、自分たちが作った自慢のマップに「まち探検」で見つけたみんなに知らせたい良かった場所、危険だと思う場所を示して、いろんな情報をクラス全員で共有しました。

「まち探検」で出会った兵庫区役所の職員の方が扮装された「不審者」のネクタイや腕につけていた腕章に何が書いてあったか、答え合わせも行い、危険な状況に遭遇したときは、特徴をつかんで大人に知らせることが大切であることが分かりました。

最後は、毎回大好評の「大声コンテスト」です。危ない状況に遭遇した場合に大きな声で助けが呼べるか、グループごとに「助けて!」と叫びました。学生が測定器の数値を読み上げるたびに教室は歓声で一杯になりました。

梶木研究室では、「安全マップ活動」をカスタマイズしながら実践を続けています。今回は数々の改善がなされ、より一層子どもたちは楽しく安全マップづくりができました。

当日のアルバム


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