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2015年10月3日
学園広報
公開市民講座「爽やか健康講座2015〜ADL体力を高めよう〜」が始まる
2015年10月3日・土曜日、神戸女子大学須磨キャンパス体育文化ホールにおいて、全10回開講の神戸女子大学公開市民講座「爽やか健康講座2015〜ADL体力を高めよう〜」が始まりました。60歳以上80歳未満の方を対象とした13時〜14時30分の90分間の講座です。
本講座は、2002年度10月より神戸市保健福祉局健康部地域保健課と提携し、「健康こうべ21」推進事業の一環として神戸女子大学で始めた、高齢者の健康づくり講座「ADL:Activities of Daily Living 日常生活動作活性のための体操講座」が源流です。その後、神女大公開市民講座として引き続がれました。公開市民講座としては今回で8度目の開講です。
毎回100名以上の申込みのある人気の講座となっています。
初回は、95名の受講者を迎え、公開講座運営委員会委員長の神戸国際教養学科吉岡 志津世教授から開講の挨拶があり、引き続き健康福祉学部健康スポーツ栄養学科重福 京子准教授から受講する際の注意事項の説明がありました。
この講座では、受講者は、毎回体操の前に血圧を測り個人カードに記録し、その日の体調を自己管理して、無理をせず楽しく参加することを心がけてもっています。
“身の周りのことは自分で出来る体力”を維持・向上できることを目標に、有酸素運動「ソフトエアロビクス」、「ストレッチ」、筋力トレーニングの「自体重を用いたトレーニング」、「チェアエクササイズ」などを行い、家庭でも出来る運動を提供します。
前半は、重福准教授の軽妙な語り口による指導で軽快なテンポの音楽や時には癒しを感じるゆったりしたメロディーに合わせて、受講者は自分にあったペースでトレーニングをおこないました。
後半は、“新たな仲間づくり”ができるよう受講者同士がコミュニケーションをとり、「脳トレ」の要素を取り入れた二人一組のトレーニングや、椅子とタオルも使ったトレーニングを行いました。
終始、重福准教授から家庭でできるトレーニングについての説明があり、健康な生活を送りたいという熱意と和やかな楽しい雰囲気のうちに90分間は、あっという間に過ぎてしまいました。
全10回の講座が終わる頃には、多くの受講者の体力が向上し、新たな人の輪が広がっていることを願っています。