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2015年9月24日
学園広報
管理栄養士養成課程の学生が「じゃが’s キッチン」開催
家政学部 管理栄養士養成課程の専門が栄養学の田中 紀子教授とゼミ生5名が、2015年9月24日・木曜日に、食育活動の一環として、神戸市立和田岬小学校の5年生34名の児童にじゃがいもを使った調理教室を神戸市産業振興局中央卸売市場運営本部本場との共同企画で開催しました。
調理で使うじゃがいもは、北海道のホクレン農業共同組合連合会からご提供いただいきました。
調理実習の前には、「食」について知識を深めてもらえるように、田中教授がミニ講義を行いました。
じゃがいもは、身近な食材ですが、田中教授は、一般に知られていない原産地、種類、栄養について説明し、メインディシュのカレーについても、カレー粉の原産地、つくられた歴史と日本に伝わった経路や神戸とのかかわりなどをクイズも取り入れて、児童の皆さんに分りやすく講義しました。
調理の手順や方法は学生が実演しながら説明し、実習中は、子どもたちをサポートしました。
「カレースープ」は、市販のルウを少々とカレー粉を使い作りました。じゃがいもや夏野菜をふんだんに使って栄養バランスの良いヘルシー料理にしました。「ポテトサラダ」では、家庭で使われることが多い「メークイン」と「男爵」を使い食感の違いを理解してもらえるようにしました。
子どもたちは、楽しそうに調理実習をして、出来上がった「スープカレー」「ポテトサラダ」をおいしくいただきました。自分で作ったカレーの味は格別のようでした。
この料理教室「じゃが’s キッチン」は、学生たちの食育の実践活動となり、管理栄養士にとして将来、食に関係する職場で活躍するステップとなりました。