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2015年6月13日
学園広報
第12回「こうべ食育フェア」に神戸女子大学・神戸女子短期大学の学生が参加
2015年6月13日・土曜日、神戸ハーバーランド デュオドーム 採光ドームにおいて神戸市主催第12回「こうべ食育フェア」が開催されました。
6月は『食育月間』です。今回の食育フェアのテーマは、「来て・見て・ふれて!こうべの食育」でした。「食を楽しむ」「食を大切にする」「食と健康に関心をもつ」のカテゴリーに約30の団体が出展しました。
神戸女子大学からは2つの有志の団体“N lab.suma(エヌ・ラボ・スマ)”と“食育実践サポートチーム”、神戸女子短期大学は食物栄養学科が参加し、それぞれのブースは多くの来場者でにぎわいました。
神女大・家政学部 管理栄養士養成課程の“N lab.suma”のブースでは、かねてから交流のある和歌山県みなべ町の梅農家で作られた梅ジュースの試飲と梅の効能や伝来の歴史をクイズ形式で説明しました。梅の実が店頭に並ぶ時期でもあり、梅シロップの作り方についても質問が相次ぎ、失敗しない方法をアドバイスして喜ばれました。
もうひとつの神女大・管理栄養士養成課程の参加団体“食育実践サポートチーム”のブースでは、ヘモグロビン濃度測定器を使ったヘモグロビン(Hb)量の測定を行い、貧血を予防したい人に効果的な食材や調理方法を説明するなどの食事相談を行いました。また、来場者の食事内容を聞き、バランスコマを用いて栄養バランスの診断やバランスの良い食事の提案なども行いました。
幅広い年齢層の来場者が終始訪れて、熱心に学生のアドバイスに耳を傾けていました。
神女大・神女短大 食物栄養学科のブースでは、「まご(わ)やさしい」というバランスの良い食材を食事に取り入れる方法を展示・説明しました。2015年も食材探しゲームが子どもたちに大人気でした。多くの小さなお子様連れのご家族が訪れ、配付した手作りの「まご(わ)やさしい」のレシピ集も好評でした。
神女大・神女短大の学生たちが活躍した第12回「こうべ食育フェア」は、学生たちが「食育」について改めて考える機会となり、日ごろ勉強している専門分野の知識を生かして、バランスの取れた食事が健康につながることを一般の方にわかり易く説明をする大切さと難しさを学びました。
神女大・神女短大のブースにご来場いただき、ありがとうございました。