地域連携・生涯学習のNews詳細
2012年9月13日
教育学科 中山
兵庫県レクリエーション課程認定校連絡協議会の取り組み
兵庫県レクリエーション課程認定校連絡協議会では毎年、県下17校が集まり学生合同研修会を実施しています。2012年は、かのテレビ番組で有名な「逃走中」と題する鬼ごっこを実施しました。神戸女子大学は須磨離宮公園という広大な公園に隣接しており、キャンパス・パーク連携がなされています。そこで公園の休園日に貸し切りで公園をお借りし、逃走中を行うことができました。
4月から学内レクリエーション関係教員で計画を行い、役割を決め、学生スタッフを募り、より多くの参加が可能な日を各学校に問い合わせ、夏休みの一日である2012年9月13日・木曜日に決定しました。
そして兵庫県レクリエーション協会には大会費用の援助を依頼し、学生に賞品を出すこと、ハンターは事前の打ち合わせミーティングに参加できる人、携帯電話を使いゲームに参加できる人などを募集しました。ハンターは35名黒い服装とサングラスの着用を義務付け、逃走者(参加者)は150名、神戸女子大スタッフ45名、教員10名、看護師とパソコン担当の職員に来てもらい総計242名の参加でした。ミッションは3つ、そして参加者もハンターも5人グループで得点制としました。ハンターの持ち点は0点、逃走者を確保(捕まえる)すると逃走者からポイントを受け取ります。逃走者は捕まると10点ハンターに渡します。捕まったら牢屋で自力復活の努力をし、課題をクリアしたら10点払って脱出します。自力復活の方法は縄跳びの二重跳び、皿回し、まりつき、輪投げです。各学校の教員がここを担当し、自力脱出にチャレンジするよう促したり、上達する方法を教えたりしました。牢屋当番の教員は捕まってくる多くの逃走者のためにとても忙しかったようです。
ミッション①は公園内に置いてある50枚のビブスを全員で集め本部に持って行くこと。②は5色のレンジャーを写メールすれば、捕まったグループのメンバーを救出できる③はアンパンマンのイラストファイルを見つけ本部に持って行けば個人の得点として加算の3つでした。このミッションの達成度によってハンターの放出が左右されることになっていました。またハンターの味方として笛を吹いて逃走者の位置を知らせると言う密告レンジャーも登場しました。3人の教員も学生に交じって逃走者として参加しました。久しぶりのドキドキ感やスリルを味わえ、とても楽しかったとのことです。
閉会式では各大学でレクリエーションを学んだ学生が一同に会して、研修することの意義や、レクリエーションの更なる広がりを説いて解散となりました。