地域連携・生涯学習のNews詳細
2011年10月1日
学園広報
公開市民講座「さわやか健康講座2011〜ADL体力を高めよう〜」が始まる
2011年10月1日・土曜日、神戸女子大学須磨キャンパス体育文化ホールにおいて神戸女子大学公開市民講座「さわやか健康講座2011〜ADL体力を高めよう〜」が始まりました(17回開講)。60歳以上80歳未満の方を対象とした13時〜14時30分の90分間の講座です。
本講座は、2002年度10月より神戸市保健所地域保健課と提携し、健康神戸21推進事業の一環として神戸女子大学において始まった、高齢者の健康づくり講座「ADL:Activities of Daily Living 日常生活動作活性のための体操講座」が源流です。そして公開市民講座として引き続がれました。公開市民講座としては今回で4回目の開講です。
毎回150名前後の申込みのある人気の講座となっています。
初回の1日は、134名の参加者を迎え、佐藤 勝昌公開講座運営委員会委員長から開講の挨拶と引き続き健康福祉学部重福 京子准教授から受講する際の注意事項の説明がありました。
この講座では、受講者は、毎回体操の前に血圧を測り個人カードに記録し、その日の体調を自己管理して、無理をせず楽しく参加することを心がけてもっています。
“身の周りのことは自分で出来る体力”を維持・向上できることを目標に、有酸素運動「ソフトエアロビクス」、「ストレッチ」、筋力トレーニングの「体重を用いたトレーニング」、「チェアエクササイズ」などを行い、家庭でも出来る運動を提供します。
前半は、重福准教授の軽妙な語り口による指導で軽快なテンポの音楽や時には癒しを感じるゆったりしたメロディーに合わせて、受講者は自分にあったペースでトレーニングをおこないました。
後半は、下村助手も指導に加わり、“新たな仲間づくり”ができるよう受講者同士のコミュニケーションをとるため、レクリエーションの要素をもった2人一組のトレーニング、10人前後で輪になっておこなうトレーニングをおこないました。
終始、重福准教授から家庭でできるトレーニングについての説明があり、参加者の健康な生活を送りたいという熱意と和やかな楽しい雰囲気のうちに90分間は、あっという間に過ぎてしまいました。
この講座に初めて申し込みをされた方は37名でした。初めての方は、最初少し緊張して体を動かされていましたが、次第に参加者同士のコミュニケーションが自然に取れるトレーニングのプログラムで楽しく初回の講座を終えられたようです。
17回の講座が終わる頃には、多くの参加の方の体力が向上し、新たな人の輪が広がっていることを願っています。