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2009年10月27日
学園広報 橘

読書の秋 真っ盛り!ポートアイランドキャンパス図書館へ行こう!
テーマは「防災」−神戸学院大学出展−

ポーアイ4大連携事業−図書館の巡回展示

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ポーアイ4大学の連携事業として行われている巡回展示。今回は神戸学院大学図書館からの出展となっており、テーマは「防災」。

私達のキャンパスがあるポートアイランドは人口島であり、「阪神・淡路大震災」の時には液状化現象が起こり、神戸大橋も不通となるなど大きな被害を経験しています。

その後も日本では、2004年には「新潟県中越地震」、2007年には「新潟県中越沖地震」が起こり、2008年に入ってからも、「岩手・宮城内陸地震」・「岩手沿岸北部地震」などの大規模な地震が立て続いて発生しました。

海外では「中国四川大地震」が発生、甚大な被害が起こったことは記憶に新しいことでしょう。

近年は東海地震や西日本を想定した東南海・南海地震の発生、大阪都心部を南北に走る「上町断層帯」での大規模地震の懸念に高い関心が寄せられています。

地震だけでなく、世界的な異常気象の影響による自然災害への対策も急務とされるなど、災害・防災・減災といったキーワードに国境はありません。

物理学者であり文学作家でもあった寺田 寅彦氏が言ったとされる「天災は忘れたころにやってくる」ということばは有名ですが、命の重みの上に生まれたその貴重な体験や記憶は、同じ悲しみや苦しみを繰り返さないためにも、「風化させない」で「繋いでいく」努力が求められます。

自然に対する畏敬の念を持ち、地球規模で起こっている地震や津波、台風などの自然災害を、過去の出来事や対岸の火事と考えずに「いざ」と言う時あわてず、落ち着いて行動できるよう普段から心がけておくことが大切です。

こうした資料に触れることで、状況や対応を繰り返しシミュレーションしておくことは、緊急時に最も失いやすく、絶対的に求められる「平常心」を鍛えてくれるトレーニングとなります。

もし突然予期しない災害が起こったら−。その時もし長期間避難生活を余儀なくされたら−。

予備知識が有るのと無いのとでは、大きな分かれ道に立たされるかもしれません。
「自分は大丈夫」という過信は禁物です。
自分のためだけでなく大切な人たちも含め、かけがえの無い命を大切にするためにも震災の記憶を風化させないよう共に学びあいましょう。

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