地域連携・生涯学習のNews詳細
2009年3月27日
学園広報 橘
ポーアイ4大学連携事業−ポーアイ健康推進プロジェクト−
「高齢者のためのADL体力アップ集中講座」開催
今回の集中アップ講座は、65歳以上の男女の高齢者を対象として、3回だけの限定講座として開講されました
開催の目的は地域の高齢者のための健康づくりと、介護予防としての「ADL:Activities Of Daily Living 日常生活動作活性体力」を上げ、“身の周りのことは自分で出来る体力”を維持・向上することはもちろん、生き生きと積極的に高齢期を過ごしていただけるように、体と心の生きる力をアップすることが最大の目標であり、“新たな仲間つくり”を視野に入れ、受講者同士のコミュニケーションをとるためのレクリエーションゲームなども取り入れられています。
体力や筋力を高めるためには、有酸素運動・ストレッチ・癒しの呼吸法・ADL用ボールを使用してのコミュニケーション体操や、家庭にある身近なものを活用して体操を生活の中に取り入れられるよう、タオルを使っての体操等が行われました。
みなさんのアシスタントを務めるのは健康福祉学科の学生達です。
学生達も支援活動だけでなく、高齢者のみなさんと共に積極的に体操にも参加しました。
90分の運動の間に、休憩するのは水分補給のための約10分のみ。
初回は体に無理がかからないようゆっくりペースで、数回にわたり呼吸を整えながらのリラクゼーションやクールダウンが行われていましたが、最終回にはハイペースで連続して動きながらも、笑顔ではつらつと楽しそうに体を動かしておられました。
学生達も高齢者のみなさんの輪の中に入り、並んで体操したり楽しそうに歓談する姿が見られるなど、体操を通して体力だけでなく、心の柔軟性を育てていただけた体験となりました。