地域連携・生涯学習のNews詳細
2008年12月16日
学園広報 橘
寒い冬を元気に乗り切ろう!12月のふれあい給食は「お楽しみ会」で笑い納め
「ふれあい給食」は月に一回定例で行われていますが、特に12月のふれあい給食は年に一度参加者が待ちに待ったお楽しみ会が催されます。
主催している管理栄養士養成課程の駿河 明子特任教授が中心となり、ビンゴゲームの準備や学生への参加呼びかけを行い、高齢者支援を行なっている高倉台のNPO「輝たかくら台」の玉森 たりほ会長と打ち合わせしながら事前準備が行われました。
2008年も室内装飾には、教育学科の幼児教育コースから藤井 恵美子特任講師の理解協力のもと、主催している子育て支援クラブ“あい・あい”が製作したクリスマス装飾を提供、メンバーである3年生の野村 郁実さんと増田 香織さんが有志として前日に会場を飾り付けてくれました。
会場入り口では入場する参加者等が正面に飾られた大きな動物サンタの壁面装飾を見上げ、「かわいい」「すてき」と感嘆の声をあげていました。部屋の壁一面に飾られたもみの木や雪の結晶は、クリスマスムードを盛り上げてくれました。
学生課はこの「ふれあい給食」では、毎回特別参加してくれるクラブの出演交渉などを担当し協力を行っています。今回はクラシックギター部が参加して、デュオや合奏などバラエティに富んだ選曲で美しいメロディを演奏。会場から大きな拍手が贈られ学生達は感動していました。
配膳やビンゴの手伝いでは、管理栄養士養成課程の学生達で構成されているV−ネットのメンバーが、ピンクのおそろいのエプロンに身を包んで大活躍。素敵な笑顔のおもてなしに、参加者のみなさんもにっこりと笑顔を返してくださり会場内は和やかなムードにあふれていました。
波田学長も「ぜひ、みなさんにご挨拶を」と会議終了後に会場に駆けつけ、挨拶の後はみなさんの歓談の輪の中に入りました。
ビンゴ大会のプレゼンターには2007年に引き続き、「メリークリスマス!」という声と共にサンタクロースが登場し、会場から大きな拍手で迎えられました。
普段はにっこりと穏やかな笑顔を浮べておられるみなさんですが、学生が番号を読み進めるうちに、「あった」「あ〜、惜しい」「リーチ」と一喜一憂する元気な声がこだまして会場は盛り上がりました。みごと「ビンゴ」で上がった方々には、「メリークリスマス!おめでとうございます」とサンタクロースからプレゼントが手渡されました。残念ながらビンゴにならなかった方にも、波田学長とサンタクロースから「参加賞」が贈られました。
会場では学生と参加者が仲良く話す姿が見られ温かい雰囲気の中で、2008年のお楽しみ会も盛況のうちに幕を閉じました。会場出口では学生と関係者が並び、「良いお年を」という挨拶を交わしながらお見送りをし来春の再会を約束しました。
玉森会長からも、「このふれあい給食はもちろんですが、高倉台商店街でのクラブ発表、春の妙法寺川の『桜祭り』や離宮公園での『音楽の森』『月見の宴』など、神戸女子大学の学生さん達はボランティアとして、地域の活動に多彩に熱意をもって参加してくださっています。 なにより好感が持てるのは、笑顔でなにごとにもまじめに取り組む姿に多く出会うことです。このように私たち地元の住民が直接学生さんと触れ合う機会が増えて、女子大が大変身近な存在となりました。学生さんの評価は高いですよ」とご高評いただきました。