地域連携・生涯学習のNews詳細
2007年6月1日
「アンネのバラ」植樹!
6月1日、本学とCP(キャンパス・パーク)連携を行っている須磨離宮公園から、「アンネのバラ」(正式名:Souvenird’Anne Frank 和訳名:アンネ・フランクの形見)が寄贈され植樹が行われました。
これは、本学の「建学の精神」に、『世界の平和と人類の福祉に貢献しようとする有為な女性を育成する』という一文があることに着目した須磨離宮公園高畑園長から、「学生のみなさんに平和を愛する心を引き継いで欲しい」という想いを込めて、同園で大切に育てられている「アンネのバラ」が選ばれ贈られました。
このバラは、「アンネの日記」を読んだ学生たちの交流を通して広く存在が知られるようになり、「育てたい」という多くの人々の希望にアンネの父であるオットー・フランク氏が応えて日本に送った苗を園芸家や学生達が接木し増やしていき、現在日本各地の学校や教会・バラ園等で栽培されるようになりました。
そして今日、私たちも「アンネの意思」を受け継ぎました。 「アンネのバラ」が無事根付くことを祈るとともに、「アンネ・フランクの形見」という名前がなぜつけられたのかということに想いを寄せ、平和について考えるきっかけにして頂ければと思います。
バラの花は正門を入ってM館に上がる階段の中間にある踊り場北側に植樹されています。 一度見に行ってみてください。