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2008年2月23日

「須磨離宮公園学」は無事最終講座を終え、修了式を開催

2008年2月23日・土曜日、最終回となる第11回須磨離宮公園学 連続講座を開催しました。

これにより本講座は2007年10月20日・土曜日に第1回目を開催してから、全11回に渡る講座の全てを終了しました。

最終回となる今回は、神戸女子大学家政学部の梶木典子准教授が遊びの創造の場としての公園と自然について、現在公立の公園で実際にプレイパークを実施している事例の紹介を通して、公園が持つ「空間利用の多様性」について様々な角度から問題の提起や提案を行いました。

講座終了後は、引き続き修了式を行いました。

今回全11回の講座中7回以上出席した方に、今後も公園に来園することで公園に対する様々なアイデアや提案をしていただけることを期待し、魅力ある公園づくりに貢献して頂ける願いを込めて、須磨離宮公園高畑園長から「須磨離宮アカデミー」という名称で2009年3月まで有効のパスポートが贈られました。

また、全講座出席者には今回の講座に関わる資料集が贈呈されました。

講座の名物にもなった、講座終了後の離宮公園散策ツアーもいよいよラスト。

今回は、レストハウス「花離宮」山側の斜面にあるお弁当広場において、「へびパン作り」が行われました。

竹の先を焼いてそこにパン生地をくるくると蛇のように細長く巻きつけ、焚き火で焼くという素朴なパン作り。生姜湯やチャイも準備され手作りのパンを食しながら、参加者は最後の交流を楽しみました。

今回の公園学講座では、「須磨離宮公園」が持つ歴史的背景や恵まれた自然環境を再認識・再発見することで、その魅力を須磨だけにとどまらず神戸市民の誇りへとつなげていける「公園」として成長させるにはどうあるべきかを考え、「市民に愛される都市型公園として須磨離宮公園を創造する」ための基盤を多面的に考えてきました。

記念すべき初めての「公園学講座」は終了いたしましたが、本学では今後も引き続きCP(キャンパス・パーク)連携を通して「地域社会の発展」と「魅力あるまち作り・人作り」に積極的に貢献をしていきます。

「参加型の講座」を今後も開催していきたいと考えておりますので、ぜひともご期待ください。


 

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