神戸女子短期大学のNews詳細
2014年4月16日
学園広報
「キャリアへのアプローチⅠ」で神女短大の歴史を学ぶ
2014年4月16日・水曜日の「キャリアへのアプローチⅠ」の授業で、神戸女子短期大学・神戸女子大学・神戸女子大学附属高倉台幼稚園を運営する学校法人行吉学園理事長の行吉 誠之が1年生203名の履修生に建学の精神、教育目標、学園の歴史について講義しました。
この科目は学生が卒業後に自立した社会人として生きていくために、職業観、勤労観、シティズンシップを育成することを目標に2011年度に開講しました。担当の中川 伸子教授・上野 和廣教授・福井 愛美教授と学外から招く講師が、組織人として働くことや社会人として生きていくための基本的な知識を身につけることを目的にテーマごとに講義します。
この日の「理事長講話」では、新入生に行吉学園が創設された目的やこれまでのあゆみ、神女短大の設立や教育綱領を理事長自らが語り、学生生活を有意義に過ごす心構えを訓話しました。
理事長は、学園創設者の故行吉 國晴、哉女夫妻が、女性が自立して生きていくための技術を身につけるために神戸新装女学院を設立したことなどを踏まえて学園の歴史を語り、短大・大学ともに設立当初から教員養成に力を入れている理由や最近の高等教育の実状についても講義しました。
新入生は、時代に即して発展していく神女短大の過程を関心高く聴講し、女子大学ならではの教育のよさも理解できたようです。
この講義で建学の精神を理解し、社会に貢献できる有為な女性になるため、充実した学生生活が送れることを願っています。