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2008年2月12日
「ようこそ!ポーアイの4大学へ」
ポートアイランド4大学協力−小大連携キャリア学習プログラム
−小野市立中播(ちゅうばん)小学校5年生社会科見学−
子ども達はバスで神戸女子短期大学に到着。
「おはようございます!」と大きな声で挨拶してくれました。
本学の見学ナビゲーターを務めるのは、ポートアイランドキャンパス庶務課の湯浅課長補佐。
4大学で一番高い建物であることを説明しながら、スケルトンのエレベーターで一気に9階へ。子ども達からは「うわぁ!」と歓声が上がりました。
ここでは食品加工研究室の細見准教授が、子ども達にどんなことを勉強するのかを分かり易くミニ講義してくれました。
「味噌や缶詰・ジャムなどを手作りしています。パンを焼く本格的な窯もあるのでパンやケーキも作ります。人口着色料や調味料、体によくない保存料というものは一切使用しません。製品にはいつ誰が作ったか・材料はなにか・どんな製法かというようなことを書いたラベルをはります。みなさんも習ったと思いますがこういった内容がJISなどの規格というもので、安全に安心して食べるために決められているわけです。そういうことを勉強しています。」という話に、普段スーパーなどで購入する食品の表示の意味や、缶詰やジャムも手間をかければ自分達でも作れることに感動しながら保存法の話などに聞き入っていました。
図書館ではまず本の多さやターシャ・テューダーコレクションなど、小学校の図書室との違いに驚いていました。
最後はポートアイランドキャンパスA館玄関のシンボルでもある階段で記念撮影。
「この階段のことを大学生のお姉さん達がなんて呼んでいるかわかりますか?」という問いに、「シンデレラ階段!」と子ども達からは即答がかえってきました。
続いて訪れたのは神戸夙川学院大学。
建物の中には入りませんでしたが、体育館と学舎が隣接する中庭を通りながら、「観光」に関わるプロを育成するための学科や科目があることを分かり易く説明して頂きました。
特に白を貴重にした外観と木目を活かした屋内の美しさが印象的な建物が、実は大学の特色である観光をキーワードに豪華客船をイメージして造られているという説明があり、食堂前から体育館の後部にあるスペースに続くデッキ部分が船の甲板のようであることに興味深そうに見入っていました。
北側の東西に伸びる道路を渡るとそこは次の見学場所である兵庫医療大学の構内です。
「この3つの大学には塀がなく、自由に行き来することができます。日本ではこういう形で大学が集まっているのはここだけです」という説明をすると、子どもたちが「本当だ!」「すごいなあ」とあたりを見回す一コマも。
次なる見学コース兵庫医療大学ではふくろうのステンドガラスが印象的な玄関ホールで特色や学科の話をきいたあと、吹き抜けになっているホールにある3階まで続く階段を上り、側面がガラス張りの空中渡り廊下を通って図書館へ。
広い室内や海が一望できる景色に、「広いなあ」「港が見える!」と子ども達は景観のすばらしさにしばし見入っていました。
オクタホールの見学では、入った瞬間「わあ、映画館みたい!」「すごい」と歓声があがりました。
ホールの形状が8角形であり、英語でオクタゴンということから「オクタホール」と命名された話があり、講演会や講義で使用するときには可動式のスクリーンで景色を遮断できることを見せて頂きました。
プログラムの最後を飾るのは、神戸学院大学です。
レンガ造りの建物に長い回廊。芝生が植えられた広い庭に「外国みたい」と話ながら構内を進みました。
ここでは学食(レストラン)体験を行いました。
子ども達は一人600円で自分の好きなメニューを注文します。
緊張気味に席まで案内してもらい、テーブルに着くとメニューを広げて相談が始まりました。
「いつもは少食」という生徒も、友達や先生に励まされながら頑張って食べていました。
食後は広い石畳の中庭から続く潮騒プロムナードへと出て、神戸港と町並みを眺め記念撮影をしました。
バス搭乗前にはすっかり4大学の空気に馴染んだ子ども達。元気一杯の笑顔で車内へ乗り込み次の見学地へと向かいました。
今回のプログラムに賛同しご協力を頂きました、神戸夙川学院大学・兵庫医療大学・神戸学院大学の関係者の皆様ありがとうございました。
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