HOMENews2006年度 > News詳細

インフォメーション

神戸女子短期大学のNews詳細

2007年2月2日


「わくわくFarm」のブロッコリーとお食事会

2006年12月11日・月曜日にお知らせした「わくわくFarm」のブロッコリー(苗植え、港島幼稚園の園児たち)のその後は?。今日はその辺りをレポートします。

ブロッコリーさん、肥料をしっかり食べて、大きくなってね

港島幼稚園の園児が「わくわくFarm」にブロッコリーの苗を植えたのが2006年10月でした。それからクリスマスとお正月が過ぎて、「ブロッコリーたちはどうなってるだろう、元気に育ってるかな」と園児たちは興味津々、この1月18日・金曜日に6人の先生に連れられた80人の園児(5歳児・41名、4歳児・39名)がやってきました。
幼稚園児たちは、ブロッコリーの様子を観察したあと、自分たちでがんばって追肥をやっていました。参加した学生は、日当たりの関係かちょっぴり小さなブロッコリーに向かって「(肥料を)しっかり食べて大きくなってね」と話しかける園児を見て、教室での学習とは一味違った形で幼児理解を深めていました。

おいしい、おいしい。おかわり、おかわり

「わくわくFarm」での活動の後は、おにぎり弁当と一緒に食べるおかず作りです。おかずはサツマイモとウインナーのバター焼き。園児はサツマイモの皮むき当番です。実習教室におかれたホットプレートからおいしそうな匂いが広がります。自分たちが料理に参加した気分は特別なのでしょう、あちらこちらから「おいしい・おいしい、もっとお代り」との園児たちの声が上がります。一緒に食事している学生も楽しそう。
食事の後は、日ごろの勉強の成果発表とばかりに学生は園児に絵本を読み聞かせました。
午後の授業の準備のため一足先に教室を後にした学生と幼稚園に帰るためにエレベータに向かう園児が、偶然出くわしました。お姉さん(?)の顔が見えると、大きな声で名前を呼びながら手を振る園児たちに、学生の笑顔がはじけていました。

幼稚園からお便りがやってきた

年が明けた1月18日・木曜日に港島幼稚園からかわいい小冊子が届きました。中を開けると、ブロッコリー観察とお食事会の思い出を描いた園児の絵が、先生が書き写した子どもの言葉と共にあふれてきます。
作品のどの一つにも、「わくわくFarm」や自分も料理に参加した食事会のひと時が、一人ひとりの園児にとって刻み込まれた記憶となっていることを、園児と共に時間を共有した学生は感じ取っているようでした。皆で共に時間を過ごしながら、一人ひとりの時間を大切にする。そんなことを教えてくれる小冊子でした。
・・・「大学のおねーさん、大好き」「ブロッコリーまた見に行くね」「みんなと食べておいしかった」・・・ふかふかのお芋のような暖かな気分になりました。

 


▲ このページのトップへ