神戸女子短期大学のNews詳細
2006年12月11日
(続)地域に出かけて活躍中 〜「学び」を生かし、子どもたちと交流を深めています。〜
神戸女子短期大学のあるポートアイランドには神戸市立港島幼稚園があり、地理的に近いことから、初等教育学科の学生や教職員とのいろいろな交流がありました。今回は2006年度の交流の一コマとその交流活動に参加した学生たちの感想の一部を紹介します。
1.ペープサートや人形劇の公演
ゼミや授業で作ったペープサートを持って、子どもたちの待つ幼稚園に出発。今年度は4月にペープサート公演(・おおきなかぶ ・くれよんのくろくん)、7月には人形劇(おおかみと7匹の子やぎ)を行ないました。右の写真は、その時の公演のため学生が作ったペープサートです。このペープサートから演題が分かりますか?
交流を繰り返すうち、子どもたちもすっかり打ち解け、短大キャンパスでの秋の交流(学園祭やミニ菜園「わくわく Farm」活動)では懐かしい顔が一杯そろいました。
学生たちの声
- 子どもの反応のよさが非常にうれしく、見てもらうことで練習に力が入り、励みになりました。
- 後で出会ったときに、公演した内容を覚えてくれていたので、とても感動しました。
- 回を重ねる毎に、心が触れ合えるようでゼミの活動にも力が入ります。
参考:ペープサートとは
比較的しっかりした紙の両面に絵を書き、それを回転させたりしながら演じる平面タイプの人形劇。 1948年頃、児童文化研究家の永柴孝堂氏(1909年〜1984年)が日本に古くからあった「うつし絵」や「紙芝居」などを参考に考案・普及させた。ペープサートという言葉も「paper puppet theater (ペーパーパペットシアター)」から同氏が考案された造語。
2.預かり保育のお手伝い
学生の何人かが、港島幼稚園の預かり保育にボランティアとして参加しています。今年度は、2年生の学生が、前期は毎週金曜日の午後、後期は火曜日の午後に、そして1年生は毎週木曜日の午後、授業時間割の合間をぬって預かり保育のお手伝いを行なっています。
学生たちの声
- 家庭の雰囲気を大切にしており、家庭での子どもの様子が手にとれるようによく分かりました。
- 回を重ねるうちに、親しくなり積極的に声をかけ遊びに誘ってくれて、とてもうれしく思いました。
- 先生が「手遊びしてみる?」と言ってくださったり、実習のように保育を経験させていただくこともあり、保育の実体験ができるよい機会となります。