神戸女子短期大学のNews詳細
2006年12月11日
初等教育学科、先輩と後輩の交流
初等教育学科には、各種の体験を先輩から後輩へと贈り伝える伝統があります。たとえば、1・2年次生交流会では、自らの実習ノートを見せながら、まるでいま教育実習が終わったばかりかのように熱っぽく実習体験を語る2年生。学園祭「初教ホームカミングデー」では、卒業生の語る教育現場の様子や採用試験勉強そして編入試験作戦などを、尊敬のまなざしで聞いている在学生。 今回は、4月からまとまった会として行なわれた先輩と後輩の交流の一端を紹介します。
新入生歓迎会 4月5日 学食2階
在学生と先生方が新入生を拍手で迎え、先輩から心のこもったカラフルなレイを一人ずつかけてもらって歓迎されました。ティータイムとして飲み物とフロインドリーブの美味しいクッキーをいただきながら和やかな談話会となりました。学生生活における不安や疑問(授業内容、単位のとり方、編入、就職、クラブ活動、教育実習、寮や下宿生活、アルバイトなど)多岐にわたる内容を2年次生がわかりやすくアドバイスしてくれました。
ホームカミングデー(学園祭第1日目)11月18日 A館504教室
恒例の学園祭ホームカミングデーの「先輩と語る会」では、在学生が先輩から免許を生かした就職や進学の具体的アドバイスを受け、有意義で楽しい一時を過ごしました。
会は先ず、過年度卒業の2名(私学の幼稚園教諭と公立小学校常勤講師で2006年教員採用試験合格)、今春卒業の2名(公立小学校教諭現役合格と大阪教育大学編入)計4名をゲストスピーカーとしたミニ講演がありました。内容は、夫々が現在の立場からの教職現場での仕事のやりがいや厳しさ、昼間小学校の講師をしながら夜間の学生生活での充実した現状など、理想を高く持ち目的に向かって努力すれば自己実現が可能であるという素晴らしい内容の話でした。その後、ホームカミングデーにやってきた別の先輩も一緒に5,6名のグループに分かれ、より突っ込んだ質疑と談笑に移りました。
在学生は、現役合格の先輩に憧れと尊敬の眼差しと現場での苦労や予想外の音楽専科配属に驚き、厳しい環境に充実感を見出す前向きの態度に感動し、卒業生たちから多くの事を学び取っていました。
会が終わった後も、卒業生たちは、お世話になった先生方との対面、折り紙で飾り付けられた教室での歓迎に懐かしさと和やかさを感じていました。お菓子と飲み物で緊張がほぐれ質問が続出する素晴らしい交流会となりました。
教育実習体験 “ここに気をつけて”1・2年次生合同ホームルーム 11月28日
各学年同じクラス同士で、ホームルームの時間を活用して各グループに分かれ、先輩の教育実習ノートを見せてもらいながら幼稚園、小学校教育実習に関する疑問点をアドバイスしてもらいました。(服装や髪型、教育実習ノートのとり方、お礼状の出し方、保育や授業での留意点など)
2年次生クラス委員主体の司会、進行で、短時間でしたが1年生にとって要点をつかめる意義深い時間となっていました。