2024.07.16 幼児教育学科
2024年7月16日、「学科特別演習Ⅰ」の学修成果発表として小松原ゼミのピアノ連弾コンサートが学内で行われました。広々とした保育室で、幼児教育学科・他学科の学生や教職員の方々がたくさん聴きに来て下さいました。
コンサートの招待状やポスターも学生が作成しました。
コンサートのテーマは「子どもとイメージ」
1曲目は『ハウルの動く城』より「人生のメリーゴーランド」。
2曲目はジブリメドレー
『魔女の宅急便』より「ルージュの伝言」「やさしさに包まれたなら」、
『風立ちぬ』より「ひこうき雲」。
3曲目はディズニーメドレー
『ディズニー映画オープニング』より「星に願いを」、
『アラジン』より「フレンド・ライク・ミー」、
『パイレーツ・オブ・カリビアン』より「彼こそが海賊」です。
「星に願いを」は最初から楽譜なしで、自分たちで音源を聴き取って演奏しました。
「なるべく多くの人に来てもらいたいので2回やります」という学生たちの強い意志で、今年は昼休みと4限の2回実施されました。
4月の初回から様々な音源を聴いてすぐに曲が決まり、1曲ではなく2曲演奏したいというペアもあり、5人のメンバーなので1人で2回弾いた人もあり、と自ら楽しみ積極的に取り組むゼミ生たちでした。
ゼミのもう一つの課題、7月23日に行う神女中山手保育園でのリトミックに向けて準備もしつつ、空き時間も使って4月当初から熱心に練習に取り組みました。
ゼミ生の中には短大に入学してからピアノを始めた学生、4歳からずっと弾いている学生もそれぞれの力を出し切って本番に挑みました。初心者用のピアノアレンジも、自分たちでどこをどのようにアレンジして弾くか考え、編曲しました。
リハーサルや1回目の本番が終わった後も、振り返り、テンポが走っていた、など自ら課題を発見し、2回目は見事に課題が克服された演奏となりました。
保育者として他者を思いやり息の合った演奏を行うこと、リズムを合わせることが難しくても本番に向けて協力しながら技術を向上させること、イメージを音色に表して他者に伝えること、一人ではできない保育実践力を半年かけて楽しく育みました。当日たくさんの方々から大きな拍手をいただき、学生たちも大満足でした。