神戸女子大学

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たのしかった。初めての「幼稚園参観」

2024.05.29 幼児教育学科

1年生の専門科目「保育内容の指導法(人間関係)」の授業で、近隣の公立幼稚園へ参観に行かせていただきました。約1時間、子どもとの触れ合いを通して「3歳、4歳、5歳の子どもを知る」という目的で子どもたちとかかわりました。

「子どもたちはどのようなことに興味をもって遊んでいるのか」「どのような友達関係で遊んでいるのか」「トラブルは?」「先生は子どもたちにどのように関わっておられるのか」「初めて出会う私たちには、どのように関わってきてくれるのか」等など、それぞれに子どもたちを見る視点を考えて参観させていただきました。

  • 子どもたちとの交流1
  • 子どもたちとの交流2

元気いっぱいの子どもたちを前にして、学生たちも終始笑顔満面で、子どもたちとのかかわりを楽しんでいました。

体をいっぱい動かして子どもたちに関わる学生、一人の子どもに寄り添うように関わる学生、子どもたちと一緒にダンゴムシ探しを楽しむ学生、保育室の活動では、思わずピアノに合わせて体を動かして参加する学生…様々な姿が見られました。

  • 子どもたちとの交流3
  • 子どもたちとの交流4
  • 子どもたちとの交流5
  • 子どもたちとの交流6

でも、どの学生も授業で学んだ「子ども目線」で子どもたちに関わろうとする姿が見られ、4月からの学修の成果を学生たちの姿から感じることができました。みんな保育者への第一歩を踏み出しました。

この参観を通して次の授業では、「子どもの遊び」「環境」「保育者の援助」についてグループワークを通して「学びの可視化」を行います。どのような発表になるのか、今から楽しみです。

参観しての学生たちの感想の一部を紹介します。

  • 高校生の時に実習に行かせて頂いた時は、子供たちとどう接していいのかとかける言葉に迷いがあったりして沢山考えながら行動していたけど、今回授業を通して学びそれを実践した時に無意識に学んだことが行動にも言葉にも出ていたし、迷いなくたくさん子供たちと触れ合えた。もっともっと勉強して、子供たちと触れ合いたいと思いました。
  • 幼児教育学科に入って勉強しだしてから約2ヶ月がたって、勉強している中で保育者になる不安や、私が保育者になって大丈夫だろうか、なれるだろうかと考えることがよくあったけれど、初めて実際現場に行ってみて子供たちと関わり触れ合う中で、本当に可愛くて一緒にいれた時間が楽しくて、勉強頑張って保育者になりたいという思いが強くなりました。学校で授業を受けている時は不安や心配もたくさんあるけど、今回の幼稚園に行かせていただいたことを思い出して、これからの勉強の活力にしたいと思いました。
  • 今回の参観で私は4歳児をよく見ていました。4歳児は自分がしたいことを1人でして、それを私たちに見せるという子が多かったです。ダンゴムシを探している子もいたり、色水を作ってジュースに例えてたりしている子もいました。また、片付けの際になかなか片付けに切り替えができない子がいても、「先生が○○屋さんだね〜」と興味が出るような言葉がけをしていた。教室内で高いところに登ろうとして、みんながポートタワーの真似をしていました。その時先生は子どもたちよりも低い姿勢でみんなのことを「高いね〜」と声をかけていた。今回の参観を通して授業だけでは学べなかったことが学べた気がします。とてもいい経験だと思いました。
  • 子どもたちとの記念写真

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