2023.10.25 食物栄養学科
「アレルギー対応食実習」にて学外特別講師をお招きして「食物アレルギーでも食べられるデコレーションケーキ」を製作しました。
食物栄養学科では1年次に「食物アレルギー論」にて食物アレルギーの理論や対応を学び、2年次開講の「アレルギー対応食実習」では、主に乳幼児を対象としたアレルギー対応食として、卵・乳・小麦粉の除去食や代替食の調理方法について学びます。
本年度は「アレルギー対応のおやつ作り」を学外特別講師の指導のもと、「卵・乳・小麦」を除去したデコレーションケーキ作りを学びました。食物アレルギーの子どもたちがお誕生日やクリスマス等の「ハレの日」に安心して食べられるデコレーションケーキ作りは、栄養士を目指す学生にとって、貴重な体験となりました。
スポンジ生地の材料として欠かせない小麦粉(薄力粉)、卵、油脂(バター)の代わりに、コーンフラワー(とうもろこしの粉)やベーキングパウダー、サラダ油等を使用して生地づくりを行いました。また、デコレーションの生クリームには大豆成分を利用した生クリームを使用して製作し、出来上がったスポンジ生地に生クリームを塗ることを意味する「ナッペ」の方法と、生クリームの絞り方、フルーツの飾り方について学びました。
実習を終えて、学生からは「普段の授業とはまた違った、貴重な経験ができて良かった」「デモンストレーションで見ている時は簡単そうに見えたけど、実際やってみると、とても難しかった」といった声が聞かれました。