12月17日(日)オープンキャンパス スクイッグル・ゲーム(絵画遊び)で子どもこころ体験
2023.12.17 幼児教育学科
12月17日、幼児教育学科のオープンキャンパスが開催されました。
学科説明が始まる前から、来場者の方々が学生の手作り作品や展示を楽しんでおられました。
学科説明では近年新しく加わった資格や制度が説明されました。幼稚園教諭免許・保育士資格に加えて取得できる認定ベビーシッター資格、2年分の学費で3年履修できる・社会人も働きながら学べる・ゆっくりと色々な活動ができる3年制の長期履修制度など、本学科では時代のニーズに合わせた多様な資格を取り、一人ひとりの特性に合わせて柔軟に学ぶことができます。
卒業生トークでは在学時の思い出や保育者としての仕事について語ってもらいました。幼児教育学科在学時の先生との相談のしやすさ、一対一のピアノレッスンのきめ細やかさ、 歌唱の授業で学んだ歌い方や聴こえ方などが、現場で大きな力となっています。大変なことも多い保育職ですが、「子どもとの信頼関係が支えになってやりがいに繋がっている」ということで、保育者として一番大切な所を感じているようです。
在学生による子どもの歌のピアノ伴奏と合唱、今回は「ゆうがたのおかあさん」です。歌唱の授業で歌って、ピアノ(器楽B)の授業でレッスンを受けた曲、今週のピアノ試験で弾く予定の曲とあって、きれいな音色の伴奏であたたかい歌声が響きました。グランドピアノの音色を充分に響かせて来場者の方々に聴いてもらうことができました。
体験授業は「子どもの理解と援助」など心理学の授業を担当する教員による「スクイッグル・ゲーム(絵画遊び)で子どもこころ体験」です。子ども対象のセラピーで実践されている遊び、自分が好きに描いた線を他の人が読み取って描き足し、いろんな絵に発展して当て合いっこします。自分の表現を受けとめてもらえた安心感を共有する試み、参加された高校生と幼児教育の学生たちの各グループで斬新な絵ができ、「これなんだと思う？」「うーん、うーん、何だろう」「○○にしか見えへん」「当たり！」。緊張ぎみだった高校生も在学生のリードですっかり打ち解け、歓声が上がっていました。
キャンパスツアーでは保育室・ピアノ練習室・食堂・図書館・デザイン・造形美術室など、短大幼児教育学科ならではの充実した施設を見て回りました。50台ある電子ピアノ練習室では、協力学生が授業内容を紹介して、実際に来場者の方が簡単コードで弾ける子どもの歌など弾いてみたりしました。
無料ランチが体験できる食堂ではロコモコ丼や鶏の照り焼き定食など、おいしいメニューを在学生たちと来場者の方が一緒に楽しみました。2階のコーヒーとパンランチも大人気でした。
今回は12月の開催ということで、サンタさんによるクリスマスプレゼントの配布もありました。皆さん存分に楽しんで、笑顔でシンジョの幼児教育学科のあたたかい雰囲気を感じて帰って行かれました。
次回のオープンキャンパスは2024年3月17日です。皆様ぜひお越しください。
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