2023.08.11 幼児教育学科
2023年8月11日・金曜日、幼児教育学科にてオープンキャンパスが開催され、たくさんの方にお越し頂きました。最初に、在学生によるリズミカルな手遊びです。会場の皆さんも一緒に、明るい雰囲気で盛り上がります。
学科紹介の後、卒業生のトークコーナーでは、今年3月に卒業し、私立・公立幼稚園に勤める卒業生が様々な本音をお話しました。
まずは教員から、幼児教育学科の良かった所についての質問です。「音楽の授業がたくさんあったので、今でも子ども達にはこの曲をしよう、と考えることができる」「授業の模擬保育や附属保育園での実践のおかげで、子どもの前でも緊張せず表現したり話したりできる」といった意見が上がりました。
そして神戸女子=シンジョの魅力、今度は卒業生を司会として語ります。
「食堂の唐揚げがパリパリで美味しい」「先生との距離が近いので、いつでも話をしてくれる」「ゼミで動物や人形を製作して、附属園で人形劇をすることができた」などなど、元学生ならではの実感が出てきます。
実際に授業で作った人形を見せながら、古着のジーンズを使って人形の服を作ったこと、今勤めている園で子ども達の挨拶に使っていることなど、授業で製作した物が現場で活用できる実践的な魅力を語りました。
そして「保育士目指したきっかけ」は、「母園の先生に憧れて」という人もいれば、「入学した時は保育者になるか迷っていたけど、学んでいくうちに保育者を目指そうと思うようになった」ことから、今迷いがあっても大丈夫、という高校生へのエールも送られました。
また、「働きだして大変なこと」については、人間関係や保育に悩んだり、3歳児を2つに分けて教えるのが難しかったりするけれども、同僚の先生に聞くとやさしく教えてくれる、コロナ禍で育った子ども達同士の人間関係に悩んだ時、神戸女子短期大学幼児教育学科の先生に聞いたら教えてくれる等、同僚性や本学科教員との繋がりの大切さをお話しました。
最後に、卒業生の伴奏で「手をたたきましょう」を解説しながら3番まで歌いました。
良く知っている歌に、身体表現を入れながら参加者の皆さんも楽しみました。
そして在学生の演奏です。今年入学したばかりの1年生が「ねこふんじゃった」を朗々とした歌声で弾き歌いしました。知っているようで意外と歌詞は知らない曲、ピアノは初心者でも、こんな曲も幼児教育学科の器楽の授業のレッスンで前期だけで弾き歌いできるようになります。
卒業生との相談コーナーでは、保護者の方も楽しくお話されました。
体験授業は、「造形表現をみつけよう! ころころフェルトボール作り」です。
明るく開放感のある保育実技室で、グループでごとに机を囲んで和やかな雰囲気で行われました。
丸めたカラー羊毛をお湯につけながら手のひらで転がして約5分間、だんだん羊毛がフェルトボールになっていくのを感じます。
ころころフェルトボール作りの実践を通して、それぞれが自分の造形表現をみつけてみよう、という取り組みで、作品がどんな形になっても「みんな違って、みんないい表現」であることが感じられる体験授業でした。
各グループで談笑しながら楽しそうに丸めていく参加者の方たち。カラフルでおしゃれなフェルトボールに歓声が上がりました。
そして午後からは、AO入試プログラムが行われました。
2023年度のAO入試プログラムは、「対話」を楽しむプログラムです。詳しくは2024年AO入試ガイドを参照ください。
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