2023.12.08 教職支援センター
「2023年度合格 私立保育園 私の合格Story⑩」に引き続き、就職活動から内定までを振り返ってもらう私の合格Story⑪をお送りします。
第11回目は、2024年4月から私立の保育園で働き始める学生のE.Nさんにインタビューをしました。
Q、就活を振り返っての感想を聞かせてください。
就活中は、とにかくメンタル面でしんどかったです。誰よりも早い時期から私立の園見学をしていたはずなのに、公立を受けて不合格になり、一番恐れていた内定を目指していた時期が遅れてしまいました。クラスメイトがどんどん決まってきて焦りを感じ、周りの期待に応えられなかったことが心苦しかったです。けれども、初めて自分が「働きたい」と思える園に就職が決まって嬉しかったです。
Q、どうして保育士/幼稚園教諭になろうと思ったのですか。
小学6年生のときに将来の夢を考える機会がありました。4歳のときからピアノを習っていたのでそれを活かしたかったことと、6歳下の弟の園の送り迎えを母とともにして面倒もよくみていたので、保育士っていいなと思いました。それから保育士になりたいという気持ちは、変わったことがありません。子どものどのような姿を見ても可愛いと思えますし、癒されます。できないことをできるようにチェレンジしていく子どもの成長を一緒に喜び、保護者や保育士の方々からも信頼される保育士になりたいです。
Q、就活を途中で諦めずに続けられた理由はなんですか。
友人がいつもそばで支えてくれたからです。どのような些細な話でも、どのような時でも話をじっくり聞いてくれて励ましてくれました。
Q、就活を経験したことで、自分が一番成長したと思うことはどんなことですか。
振返ってみると、今まで失敗の経験をせず、思いどおりに進んできました。今までのことは、もちろん自分の意志で決めてきましたが、よく考えてみると先生や親の意見に少しは頼っていたところがありました。「自分自身で決断する」ということを、就活で初めてできて、一歩、自分自身の人生を歩みだすことができたと思います。
Q、後輩へ一言
就活を通して友人の存在がとても大きいと改めて感じました。2年生になったら、実習や就活でしんどくなるけれど、一緒に頑張ろうと思える友人とやり切ってほしいです。そして、納得ができる就職をしてください。