学長メッセージ
2023年4月以降のコロナ対策の基本的な考え方
2023年02月28日
神戸女子短期大学 学長 栗原 伸公
新入学生・在学生のみなさまへ
保証人 各位
国や地方自治体のコロナ対策は抜本的に緩和され、COVID-19は、今後、季節性インフルエンザに近い扱いとなる予定です。医療技術の急速な発達や保健医療従事者の多大なる努力によって重症化リスクは低下したものの、Cov-SARS-2自体がここにきて急に弱毒化したわけではありません。また、第8波は収束傾向にありますが、感染者や死者は今も報告され続けています。したがって、今後もCOVID-19の脅威は続き、第9波、10波が起こる可能性も十分に考えられます。
このような状況の中で、神戸女子大学・神戸女子短期大学における現実的な対応として、2023年4月から、コロナ対策の基本方針を以下のように変更します。
- Ⅰ.これまで用いてきた授業レベル、活動レベルの適応は、現行のCOVID-19に対しては停止する。
- Ⅱ.以下に示す授業及び学内での基本的な対策に矛盾のない範囲で、各部門において必要最低限の対策を決定の上、実施する。
- ①出席停止については、文部科学省のガイドライン*最新版の「出席停止等の取扱い」に基づいて行う。詳細については、教務部及び保健室より通知する。
- ②入構時の体温チェックは中止する。消毒薬等の配備や学内のこまめな消毒は当面継続する。食堂、ラウンジ等のシールドは、テーブルの一部で設置を残す。
- ③授業のコロナ定員を廃止する。ただし、教室内の授業では、可能な限り距離を取り、密を避けるとともに、十分な換気を行う。
- ④学生のマスク着用については、個人の判断に委ねることを基本とする。ただし、
- 1) 学校感染症によらない咳やくしゃみなどの症状がある場合は、通学時も含めて着用する。
- 2) 授業において、
- a) 室内で十分に距離が取れない場合、
- b) アクティブラーニングをはじめ授業に際し会話を必要とする場合、
- 3)食堂、ラウンジ、教室等において、シールドを挟まない形で15分以上会話する場合は、着用する。
- Ⅲ.クラス担任及びゼミ・授業担当等並びに学生部等の教職員による学生への感染症対策教育（手洗い、消毒、マスク、密の回避、換気、感染時・疑い時の対応など）を、これまで同様、徹底する。
以上
*新型コロナウイルス感染症に対応した持続的な学校運営のためのガイドライン
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